【レポート】デルタウイング、米国で奇妙なストリートカーのデザイン特許2件を取得
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日産「ブレードグライダー」市販化は次第に遠のいているようだが、三角形のクルマで公道を走れる可能性はまだ消えたわけではない。ドン・パノス氏と米デルタウイング社が、奇妙な外観をしたクルマの意匠特許2件を米国で取得していることが分かり、それが市販されるかも知れないのだ。

どちらの特許も取得された日付は2015年3月で、名称はシンプルに「Street Car」となっているが、2つのデザインは大きく異なる。1台(上の画像:ギャラリーの1~6枚目)は、現在のレーシングカー「デルタウイング」のスタイルを本質的に踏襲しているようだ。レース用バージョンと同様に、細いフロントエンドが球状に膨らんだ乗員コンパートメントへとつながっており、この形状からすると後方視界は良くないだろう。後部にカメラでも設置しなければ、駐車場ではかなり大変な思いをするに違いない。



一方、2つ目のデザイン(上の画像:ギャラリーの7~13枚目)は、1つ目よりもはるかに公道向けの準備ができている印象だ。フロントが細くリアがワイドな点は同様だがそれほど極端な形状ではなく、コクピットの出っ張りもずいぶん控えめになっている。ミラー(両サイド)とスプリット・リアウィンドウがあるこちらのデザインの方がずっと運転しやすそうだ。

この2件の特許では全体的なデザインのみが示されており、パワートレインについては言及されていない。だが、ドン・パノス氏がチェアマン兼CEOを務めるデルタウイング・テクノロジー・グループは先日、2シーターと4シーターのロードカーを開発中であると発表し、その4シーター・ロードカーについて分析会社に燃費の調査を依頼したところ、最高出力138hpの1.4リッター4気筒ガソリンエンジンを搭載した場合、非公式ではあるものの57mpg(約24.2km/L)という複合モード燃費の値が算出されたという。

デルタウイング・ロードカーのプロジェクトは、少なくとも昨年から進められている。当時、デルタウイング・テクノロジー社は4シーター・ロードカーのレンダリング画像を公開しており、そのスタイルは今回ご紹介した特許2件のデザインを混ぜ合わせたようなものとなっていた。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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