FIA世界耐久選手権のグリッドガールが今年から廃止に!
4月12日にイギリスのシルバーストーン・サーキットで開幕する2015年のFIA世界耐久選手権(WEC)では、レース直前のスターティング・グリッドからお馴染みのものが消えることになった。姿が見られないのは日産「GT-R LM NISMO」だけではない。WEC主催者は先進的な考え方を取り入れ、グリッド・ガールを廃止することに決定した。

「今年の開幕戦シルバーストーン6時間レースから、これまでのようにレースにグリッド・ガールが登場することはありません」と、WECのジェラルド・ヌヴーCEOはロイター通信の取材に答え、「私にとっては過去の産物です。現代では社会における女性の地位が少々違っていますから」と続けている。

グリッド・ガールを知らない方のためにご説明しておこう。グリッド・ガールとは、身体の線が露わになるタイトな衣装に身を包み、レースのスタート前にレースカーの側に立つ美しい女性たちのことだ(上の画像はフォーミュラ1でのもの)。彼女たちはレースカーのスターティング・ポジションを示すプラカードを掲げることもある。グリッド・ガールの姿は何十年もの間、トップレベルのモータースポーツ界でお馴染みの光景となっていた。

今年のシルバーストーン6時間レースでは、コース上にでレースカーを斜めに配置するという、かつてのル・マン式スタートを彷彿させるスタイルを導入するようだ。とはいえ、レース開始はローリング・スタートからグリーン・フラッグが振られることになる。

FIA WECは、Twitterでグリッド・ガールの廃止について述べる投稿の中で「我々はクルマがグリッドに立つ美女になると信じている」という言葉を記している。以下がその全文となる。

WECのガレージ、パドック、グランドスタンド、ホスピタリティおよびメディアルームは、美しい女性であふれており、女性がスタート前のためだけの存在でないことは誰もが認めています。WECでは数字のパネルを掲げる女性よりもずっと多くの女性が仕事をしています。我々はクルマがグリッドに立つ美女となり、ル・マン式スタートによって呼び起こされるル・マンの精神が、全ての人々に伝わると信じています。

BY Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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