トヨタは4月6日、5ドア・ハッチバック「オーリス」をマイナーチェンジし、同日より販売を開始。内外装がリフレッシュされたほか、新たに先進安全機能や1.2リッター直噴ターボ・エンジンも採用された。

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カローラ」のハッチバック・モデルを祖とする「オーリス」は、主に欧州を主戦場とする、トヨタによれば「日欧戦略車」。2代目にあたる現行モデルは2012年に発売され、人気アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するキャラクターとのコラボレーションが話題を呼んだ。

一足先に3月のジュネーブ・モーターショーで発表された今回のマイナーチェンジでは、ヘッドライトおよび前後バンパーが変更され、全長が55mm拡大して4,330mmになった。全高はルーフアンテナの変更によるものか20mm高く1,480mmとなっている(4WD車は1,500mm)。全幅1,760mmは変わらず。ボディ・カラーには「ブルーメタリック」と「シトラスマイカメタリック」という2つの新色が設定された。


エンジンは従来の1.5リッター直列4気筒「1NZ-FE」型と、1.8リッター「2ZR-FAE」型に加え、新開発の1.2リッター直噴ターボ「8NR-FTS」型を設定。最高出力116ps/5,200~5,600rpmと最大トルク18.9kgm/1,500~4,000rpmを発揮するこの"ダウンサイジング・ターボ"は、ターボ・エンジンの特性を最大限に引き出すために「駆動力オンデマンド」という専用の制御ロジックを採用した「Super CVT-i」トランスミッションと組み合わされ、(排気量は最小だが)最上級グレードとして追加された「120T」に搭載される。使用燃料は無鉛プレミアムガソリンだが、JC08モード燃費はシリーズ最良の19.4km/Lを記録するという。

他のグレードは基本的に従来型を踏襲(若干整理された)。1.5リッター・エンジンを積むベース・モデルの「150X」(108ps/6,000rpm・13.9kgm/4,800rpm)には、いわゆる廉価仕様の"C Package"と装備充実の"S Package"が用意され、4輪駆動も選べる(105ps/6,000rpm・13.8kgm/4,400rpm)。1.8リッター・エンジンは、シリーズ唯一の6速MTを装備するスポーツ・グレード「RS」(144ps/6,200rpm・18.4kgm/3,800rpm)と、CVTとの組み合わせになる「180S」(143ps/6,200rpm・17.6kgm/4,000rpm)に搭載される。



また、もう1つ今回のマイナーチェンジの"目玉"となるのが、レーザーレーダーとカメラの組み合わせが前方を監視する衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の設定だ。その内容は、前方の障害物と衝突の危険が検知されたら自動ブレーキが作動する「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)」、車線逸脱の可能性を検知するとドライバーに警報を与える「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、カメラによって対向車のヘッドランプまたは先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム(AHB)」という3つの先進安全機能を搭載。「120T」と1.8リッター・モデルには標準装備され、1.5リッター車にはオプションで提供される。

内装にはグレードによって異なる新しい加飾パネルやシート表皮を採用し、「より個性的で質感を高いインテリア」に仕立てたという。UVカット機能付きフロントガラスに加え、フロントドアにスーパーUVカット機能付きガラスが新たに採用された。2眼コンビネーションメーターの間に4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせ、視認性と質感を向上させたとのこと。「120T」には本革と東レのウルトラスエードを使った専用シート表皮を採用。「150X」には「ルージュ」の内装色が新たに追加設定された。

消費税込み価格は「150X "C Package"」2WDの178万9,855円から、「120T」の259万37円まで。欧州で販売されている「ツーリング・スポーツ・ワゴン」やハイブリッドの日本導入は今回もなかった。新設定された1.2ターボは、日本市場でも(装備の違いこそあれ)フォルクスワーゲンの「ゴルフ」(264万円から)と価格もかなり近づいた。世界中で評価されてきた強敵を相手に、トヨタのクルマ作りと販売力がどれだけ通用するか。あるいは打ち勝つか。詳しい情報は以下のリンクから公式サイトをご覧いただきたい。


トヨタ公式サイト:「オーリス」
http://toyota.jp/auris/










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