改造ディーゼル車で黒煙を吹き上げる行為をイリノイ州が規制ヘ
米国環境保護庁(EPA)の制度に納得しない一部の若者の間で、ディーゼル車を改造して意図的に大量の黒煙を吹き上げる"Rolling Coal"と呼ばれる行為が流行っている。イリノイ州ではこれを取り締まろうという動きが出てきた。

"Rolling Coal"のやり方はこうだ。まず、ピックアップトラックなどのディーゼル車を用意し、EPAによって決められた排出ガス制御装置を取り払い、装置なしでも走れるようにECUを書き換える。あとは、そのクルマで大量の黒煙を吹き上げながら街を走るだけ。この行為が流行るきっかけは、オバマ政権が小型トラックを含む乗用車の新しい燃費規制を打ち出したことだと言われている。実際にRolling Coalを行うある人物は、「自分のクルマで何が出来て何が出来ないかをEPAにとやかく決められる筋合いはない」と語る。彼らは、生活に介入する政府に対抗する1つの手段としてこの行為を行っているのだ。

彼らが歩行者やサイクリスト、ハイブリッド車に対してディーゼルの煙を浴びせる映像や画像がYouTubeやFacebook、Instagram、tumblrなどで数多くシェアされ、大きな注目を集めており、こういった映像や画像を"ポリューション・ポルノ"(汚染ポルノ)と名付けたメディアもあるという。そんな中、イリノイ州議会のWill Guzzardi議員が、「ススや煙、または他の粒子状物質を排出する能力を高め、大気や道路、他車に放出する」ために、EPAの排出制御装置に手を加えた者に対して5,000ドル(約60万円)の罰金を課すという議案を提出した。

一方、Rolling Coalを実践する人たちは、排出ガス制御装置を取り払えば、30%以上も燃費が向上するという経済的な利点もあると主張している。詳しくは、この新種の"反乱の雄叫び"を伝えるニュース映像をご覧頂きたい。




By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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