ジェレミー・クラークソンが英BBCの自動車番組『トップギア』を降板したことは本当に残念だ。しかし、彼は些細なことに腹を立ててスタッフを殴ったのだ。たとえその日が、クラークソンにとってものすごくついていない日だったとしても、彼の行動はあまりにも子供じみている。クラークソンに同情する意見も多く寄せられているが、解雇は妥当な処分と言えるだろう。

しかし残念なことに、クラークソンのファンの中にこうした事実を認めず、怒りの矛先をBBC会長のトニー・ホール氏(上の画像)に向けた者がいるようだ。BBCによると、ホール会長に対して殺すとの脅迫文が送りつけられ、ロンドン警視庁が捜査に乗り出したとのこと。

ウェストミンスターに本部を置くロンドン警視庁の報道官は、ホール会長への殺害脅迫に関して捜査していることをBBCに伝えた。警察に通報があったのは3月25日。脅迫文は電子メールで届いており、この脅迫メールが届いて以来、ホール夫妻は24時間体制で警察の保護を受けているという。これまでの調べによると、脅迫文は英国外から送られたものとみられている。

Autoblogスタッフの中でクラークソンの一番のファンであることを自負する筆者は、『トップギア』だけでなく、クラークソンが書いた記事をいつも手本にしてきた。クルマに関する情報と面白さと感動を提供するモータージャーナリズムを、筆者はクラークソンの記事から学んだ。2008年の英『サンデー・タイムズ』紙に掲載された、彼が書いたフォード「フィエスタ」のレビューを目にしなければ、今の筆者はないと言える。だから、クラークソンの降板にがっかりする気持ちは痛いほどわかるが、殺しの脅迫をするのは賢い方法ではないし、クラークソンをBBCに復帰させる助けにもならない。

しかし噂が本当なら、今回の解雇がもっとすごい結果を生む可能性がある。米でストリーミング配信を展開するネットフリックスが、クラークソンへのオファーを検討しているというのだ。また続報が届き次第お伝えしたい。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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