TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KTM

その1 KTM編
国産250cc戦線に殴り込み?! RC 250 & 250 DUKE登場


東京モーターサイクルショーで、世界に先駆けて KTMからワールドプレミアモデル、DOHC4 バルブ単気筒エンジンを搭載した『RC 250』と『250 DUKE』が発表された。 KTMのストリートモデルでは初となる250ccとなり、現在、日本で盛り上がりを見せつつある250ccのロードモデルに新しい選択肢が加わったこととなった。

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近年、250ccのロードスポーツ事情が大いに盛り上がっている。一時期、普通2輪免許を取得しても、選べるバイクが無い! というほど選択肢が少なかったというのに、今はどれを選ぼうか迷ってしまうほど、さまざまなモデルがあり、2008年にKawasakiから登場したNinja250Rに始まり、11年には Hondaから CBR250R、12年にはSuzukiからGSR250、そして昨年には満を期したかのようにYamahaからYZF-R25が登場。
昔のバイクブームの主流と言えば"ニーハン"と呼ばれるクオータースポーツだったのだが、2006年に制定された排ガス規制の影響で、しばしの間ロードスポーツの"ニーハン"モデルの陰が薄くなっていたのだ。しかし、海外生産でコストを抑えるなどといった、各メーカーのさまざまな努力の末、250ccが戻ってきた。若者だけでなく、セカンドバイクとして、サンデーレースのベース車として、やんちゃな大人たちにも、再び注目を浴びている250ccモデルは、背伸びをしないで操つれる排気量に、見劣りしない格好良さは女性にももちろん大歓迎。
昨年には250ccムーブメントの火付け役、ninja250がフルモデルチェンジを果たし、さらにはninja250SLという単気筒モデルを投入。

TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KAWASAKI TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KAWASAKI

それまで唯一の単気筒で、独自の盛り上がりを見せていた、こちらも昨年フルモデルチェンジを果たしたCBR250Rに新たなライバル登場か?と思いきや、ここに来て海外メーカーであるKTMが国産250cc戦線に殴り込みをかけてきたのだ。強力な足周りと圧倒的に軽い車重を武器に、どんな活躍を見せてくれるか楽しみなところ。

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すでに国内に投入されている、RC 125 & 390、125 & 390 & 690 DUKEに続く KTMのニューモデルとなる、RC 250と250 DUKEは、スリッパ−クラッチとABSを標準装備。エンジンは、日本には投入されていない200ccモデルのボアアップでは無く、390ccモデルのエンジンのボアとストロークをダウンして作られた新設計。シャーシーは世界最高峰のバイクレースであるMoto GP で培ったテクノロジーを盛り込んでいる。
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RC 250はMoto3マシンであるRC250Rの DNAを直接受け継いだスーパースポーツ、250 DUKEは軽量な車体で小気味よく駆け抜ける、いわゆるストリートファイター系のスポーツネイキッドということになる。

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オレンジ色のトレリスフレームや WP製のリヤショックなどを装備するなど、足周りはもちろんのこと、所有感( ここ重要)までをも満足させるスタイリングに、RCが147kg、DUKEが139kgと圧倒的に軽量な車重は、女心をグッと鷲づかみにする。

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発表されたばかりで、手の届かないひな壇に飾られている車両を眺めただけなのだが、125と390と同じ車体に乗せられたエンジンはどんな走りをもたらしてくれるのか妄想せずにはいられない。
シート高はRCが820mm、DUKEが800mmとスペック上はちょいと高め。だが、車重が軽いのでここは問題ないだろう、と予測(ちなみに、単気筒仲間のCBR250R、CBF250F、ninja250SLのシート高はともに780mm)。さらにはプリロードや減衰力の調整ができることも、体重が軽めな女性にはありがたいところ。オレンジ色のホイールに、オレンジ色のフレーム。「Ready to Race」をモットーに掲げる KTMのクオータースポーツ。どちらを選ぶ? 早く乗ってみたいっ!

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【番外】ちなみに、2015 EICMAで発表された小さめ排気量の冒険バイク『1050 ADVENTURE(150万円・税込)』。「低いシート高と軽いハンドリング、そして手頃な価格設定で、初めてのADVENTUREとして抜群のコストパフォーマンスを持つ。ライドモード、トラクションコントロール、ABS 等、最新の電子制御機能を標準で装備する。」ということだったので、もしかして、初めて乗れるアドベンチャーかも! と。気になっていたのでまたがってみたけれど......。片足も届かなかった(157cm)のでした。ポジション的にも違和感なく、大きいっ!と圧迫感は感じなかったモノの、これは慣れですね。

TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KTM
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■RC 250
TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KTM
■SPEC
◎全長×全幅×全高:2029×836×1267mm ◎ホイールベース:1340±15mm ◎シート高:820mm ◎車両重量:147kg ◎エンジン型式:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ◎最大出力:23kW(31.3HP)/9000rpm ◎最大トルク:24Nm/7250rpm◎排気量:248.8cc ◎ボア×ストローク:72×61.1mm ◎燃料タンク容量:10L ◎フロントタイヤ:110/70ZR17 ◎リアタイヤ:150/60ZR17
■PRICE
62万円(消費税8%込み)

■250 DUKE
TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2015 KTM
■SPEC
◎全長×全幅×全高:2029×836×1267mm ◎ホイールベース:1367±15mm ◎シート高:800mm ◎車両重量:139kg ◎エンジン型式:水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ ◎最大出力:23kW(31.3HP)/9000rpm ◎最大トルク:24Nm/7250rpm ◎排気量:248.8cc ◎ボア×ストローク:72×61.1mm ◎燃料タンク容量:11L ◎フロントタイヤ:110/70ZR17 ◎リアタイヤ:150/60ZR17
■PRICE
55万円(消費税8%込み)

■KTM JAPAN
http://www.ktm-japan.co.jp/