大気汚染が深刻化し、パリでナンバー規制が導入
CO2削減と大気汚染対策に真剣に取り組んでいるフランスの首都パリだが、市内がスモッグに覆われるなど大気汚染が悪化したことを受け、今月23日(現地時間)、24時間にわたる大規模な交通規制が行われた。

これはナンバープレートの末尾が偶数の車両は市内への乗り入れが禁止されるというもので、ただしハイブリッド車と電気自動車については規制の対象外となった。また、規制が実施されている間は、市内と周辺の公共交通機関の運賃が無料となり、市内に乗り入れる車両を監視するため警察官が配置された。AP通信は、パリが交通規制の実施に踏み切ったのは、大気汚染が深刻なレベルに達したためと伝え、その上で当局が規制の実施期間を延長しないことも確認した。パリでは大気汚染対策として、昨年3月にも同様の24時間規制を行なっている。当時、取り締まりに当たった警察は、この交通規制で30ドル(約3,000円)ほどの違反切符4,000枚を発行したという。だが翌日には規制が解除され、市内の交通も従来どおりに戻った。

当然のことながら、こうした1日限定の規制では大気汚染レベルを下げる効果も一時的なものでしかない。しかし、パリでは市内の大部分の道路で制限速度を30km/hに設定したり、旧いクルマの市街地への乗り入れを禁止する条例を提案したりと、長期的な大気汚染対策も講じられている。


​By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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