【レポート】ポルシェの怒りを買い、アストンマーティンが「ヴァンテージ GT3」を改名!
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ポルシェは長い間「911」の自然吸気エンジンを積むハードコア・バージョンに「GT3」の名前を使用してきた。その名をアストンマーティンあたりとシェアする気など毛頭ないようだ。

3月初旬に開催されたジュネーブ・モーターショー 2015で、アストンマーティンは「ヴァンテージ GT3」を発表したが、そのネーミングに納得のいかないポルシェは弁護士を通じてアストンに訴えを起こしていたと、英サイト『Goodwood Road and Racing(GRR)』が報じている。両社は弁護士を通じ数カ月間の協議を行っていたが、ポルシェ側は1999年以来"GT3"の名を使用していること、またそのため、その名称は自社に所属することを主張。一方のアストンマーティン側は、"GT3"はFIA(国際自動車連盟)承認のレースカテゴリーであり、市販車としては公平に使える名称だとし、さらには、ポルシェより先にその名が使われていたことを主張していた。確かに、ロータスの「エスプリGT3」は、966型のポルシェGT3よりも3年も早く登場していたことをGRRは指摘している。さらに言えば、ベントレーの「コンチネンタル GT3-R」はどうなのかという話にもなるのだがが、こちらは同じフォルクスワーゲン・グループ傘下であることから、容認されたのだろうと想像される。

アストンマーティンは、裁判所でビッグネームとの厳しい長期戦にもつれこむことを避けたと見え、ロードカーのヴァンテージ GT3と、GT3規定のレースカー「V12 ヴァンテージ GT3」を共に「GT12」と改名することにした。

ポルシェは自社モデルのネーミングを守るためにアグレッシブな態度で臨むことで知られている。そのことを考えれば、アストンマーティンが今回ポルシェに譲歩したのは妥当だと言えるだろうか。それとも、GT3の名を巡り、毅然と戦うべきだったのだろうか? 皆さんのご意見をぜひお聞かせ願いたい。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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