さらに効率がアップ! アウディが2015年型「R8 e-tron quattro」を公開
Related Gallery:2015 Audi R18 e-tron Quattro

今年のFIA世界耐久選手権(WEC)を走るLMP1マシンでは、ポルシェが「919ハイブリッド」日産が「GT-R LM NISMO」の発表を済ませている。そして今度はアウディが、ル・マン優勝レーサーをさらに改良した5代目となる「R18 e-tron quattro」を発表した。ボディワークは先代と同じモノコックを採用しているが、前から後ろへのエアフローを向上させる改良が施されており、フード、フロントフェンダー、ホイールアーチ、ラジエーターの配置が新しくなった。また、コックピット背後のエンジンカバーはエンジンに密着する形で小さくなり、新型のヘッドライトが採用されている。

ハイブリッドシステムは1周あたりのエネルギー放出量をこれまでの2倍に増強し、レギュレーションが定める4MJ(メガジュール)クラスになった。このエネルギーは、容量を17%上げたフライホイール・ストレージ・システムによって生み出され、最高出力200kW(272ps)以上に向上した電気モーターを回す。

今回のマシンはさまざまな改良を加えながらも車両重量は増加せず、レギュレーションの最低重量870kgに留まっているという。ハイブリッドシステムのエネルギー放出量を増加させたため、搭載するTDIエンジンは1周あたりに使用する燃料を2.5パーセント減らすことを余儀なくされた。しかし、この最高出力410kW(558ps)の4.0リッターV6ディーゼルターボエンジンは、使える燃料が減少したことを補うだけでなく、それ以上の最適化がなされているという。今年のアウディは、燃料消費を抑えながら大幅にラップタイムを縮めてくることが期待される。

昨年のWECシリーズ・チャンピオンであるトヨタの新マシン発表が待たれるところだが、我々の気持ちはすでにル・マン24時間レースに向かっている。とにかくスゴいことになりそうだ。アウディの新型LMP1マシンについて詳しく知りたい方は、プレスリリース(英語)をどうぞ。


BY Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

【PR】アウディの購入を考える前に!まずは現在お乗りのクルマの査定価格を調べてみよう!