日産、ル・マン24時間に注力するためWEC開幕2戦は欠場へ
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日産は今年、前輪駆動の新型レースカー「GT-R LM NISMO」でル・マン24時間レースに参戦することを表明しているが、その前に予定されているフランスのポール・リカール・サーキットにおける「FIA世界耐久選手権(WEC)」の公式テストは欠場し、英国のシルバーストーンでの開幕第1戦目とベルギーのスパ・フランコルシャンで行われる第2戦目も出場しないことが明らかになった。つまり、ル・マンでいきなり実戦デビューということになる。

日産チームはその件についてTwitterでも2度ツイートしており、日産のグルーバル・モータースポーツ・ダイレクターであるダレン・コックス氏は「我々の今年の最大目標は常にル・マン参戦だったことを考え、それにフォーカスし直すことにした」と『Autosport』に話している。意向としては、6月のル・マンまで米国でテストを続けマシンを調整するということらしい。なお、ドライバーのラインナップとマシンの実車は4月12日にシルバーストーンの開幕戦でお披露目するそうだ。

日産チームにとって予定通りに事が運ばなくなったのはこれが初めてではない。今月初めに米セブリングでテストをしていた際にもトラブルが発生し、それは「ごく小さな」問題だったそうだが、その場にスペアがなかったため、テストを早期に打ち切っている。マシンはそれまでの2日間で68周を走っていた。

GT-R LM NISMOのパワートレインは同じカテゴリでは他に類を見ない仕様となっており、フロント・ミッドシップに搭載されたV型6気筒ツインターボ・エンジンと700hpの電気モーターの組み合わせが1,250hp以上を発揮し、前輪のみを駆動する。この風変わりな日産のマシンが、今年のル・マンで注目を集めることは間違いないだろう。





​By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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