英『トップギア』、ジェレミー・クラークソン出演停止でシーズン打ち切りの可能性が濃厚に
BBCの人気自動車番組『トップギア』の司会者、ジェレミー・クラークソンが同局プロデューサーとの喧嘩騒ぎで番組出演停止処分を受け、すでに制作されているシーズン22の3つのエピソードが放送無期限延期になったことは先日お伝えした通り。事態は収まるどころか、最新のニュースによると、今シーズンの放映自体が打ち切りになる可能性が高まってきた。

今回の"事件"の進展について『BBC News』は、問題となっている番組の責任を負う放送局の一部門としてではなく、あくまで一報道機関として伝えているのだが、その報道によると「BBCは問題が何らかの形で解決するまで放送延期にするより、今シーズンの残りのエピソードをお蔵入りにするはず」とのこと。つまり、もしこれが本当なら、視聴者はシーズン22の残り3つのエピソードを見る可能性が絶たれたことになる(もっとも、ほとぼりが冷めたらインターネット上で公開してしまうのではないかと思うけれど)。

BBCは、何かとお騒がせなクラークソンにもう一度最後のチャンスを与えるのか? それとも最も成功しているといわれる同番組を見限るのか? BBCの重役たちは非常に難しい決断を強いられることになった。もちろん、クラークソンなしで番組を続けることも可能だが、それでもこれまでと同じようには好評を得るかどうかは疑わしい。番組が打ち切りとなった場合、BBCとの間で競業禁止契約を結んでいるためすぐには無理かもしれないが、おそらく彼はいずれ他局でふさわしい行き先を見つけるだろう(同じ英国のテレビ局であるITVが、1千万ポンド=約18億円でオファーを出していると報道されている)。いずれにせよ、我々はトップギアもジェレミー・クラークソンも、その最後を目にすることは当分の間なさそうだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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