【ジュネーブ2015】タイヤで発電したり、路面に合わせて変形したり! グッドイヤーが未来のタイヤを発表
タイヤは、"ベルト状の金属"に"丸いゴムの輪っか"が巻いてあるだけの単純な構造に見えるかも知れないが、そこにはたくさんのテクノロジーが詰め込まれている。グッドイヤージュネーブ・モーターショー 2015で、将来の自動車に不可欠になりそうな2つのコンセプトを発表した。

ハイブリッド車や電気自動車では、減速時や慣性走行時のエネルギーを回生するシステムがすでに活用されているが、グッドイヤーはタイヤの回転で発生する熱から電気を作り出す「BH03タイヤコンセプト」(画像:左)で、次の領域へと踏み出した。これにより、クルマが動き続ける限り、少しずつでも連続して充電が続けられるというソリューションが実現する。

もう1つは、「トリプル・チューブ」(画像:右)と呼ばれるもので、走行スタイルや路面状況に合わせたセッティングに調整できるタイヤだ。名前が示す通り、トレッドの下に3本のチューブが、タイヤの両側と中央に配置されている。内部ポンプがそれぞれの空気圧を調整することで、3つの異なる設定に切り替わることが可能。エコ/セーフティ・ポジションでは、3本すべてを最大限に膨張させて転がり抵抗を少なくすることで、燃費が向上する。スポーティ・ポジションでは、内側のチューブだけ減圧し、接地面を横Gに対し最適化することによってドライ路面でのハンドリングを向上させる。最後のウェット・トラクション・ポジションでは、中央のチューブを膨張させて、ウェットな路面でのハイドロプレーニング現象を抑制するという。

グッドイヤーの広報担当者ロブ・ホワイトハウス氏は、米Autoblogにどちらのデザインも「現段階では極めてコンセプチュアル」であると話している。未来のテクノロジーでどんなことが可能になり得るか、HB03の構想を解説したビデオをチェックしてみよう。


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By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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