フォルクスワーゲン、新型「パサート」が欧州「カー オブ ザ イヤー 2015」を受賞
フォルクスワーゲンは、3月3日より開催している第85回ジュネーブ国際モーターショーの前日3月2日に発表が行われた欧州「カー オブ ザ イヤー 2015」を、8世代目となる新型「パサート」が獲得したことを発表した。

ヨーロッパでもっとも歴史が古く広く知られた賞のひとつである「カー オブ ザ イヤー」は、1964年の創設以来、毎年その年に発売された新車の中から最高の1台を選出し表彰するもの。選考委員は、ヨーロッパ22カ国から選ばれた合計58名のモータージャーナリストにより構成されている。

今回、最終選考にノミネートされた7台の中で、新型パサートは合計340ポイントを獲得し、見事2015年の「カー オブ ザ イヤー」に選ばれた。現在販売されているフォルクスワーゲンモデルでは「ポロ」(2010年)、「ゴルフ」(2013 年)が欧州「カー オブ ザ イヤー」を獲得。新型パサートは、今回の「カー オブ ザ イヤー2015」受賞に先立ち「ゴールデン ステアリングホイール賞 2014」、「オート トロフィー 2014」などの賞も国内外で受賞している。

VolksWagen PASSAT Car Of The Year 2015 Geneva

新型パサートは、様々なバージョンを含むミドルクラスカーの1台。2014年には全世界での販売台数が110万台に達し、フォルクスワーゲン グループの中で最も多く販売されたモデルとなった。8世代目となる新型パサートは、先進的な技術アプローチにより、デザインは従来型よりも大幅にダイナミック(低くなったボディ、長くなったホイールベース、大径のホイール)になった。室内寸法は従来型と変わらないが、実質的な居住性は大きく向上。同時に、最新のテクノロジーも数多く採用され、アクティブ インフォ ディスプレイ(完全デジタルインストルメントパネル)、拡張式ヘッドアップ ディスプレイ、アプリを活用したタブレット端末用のリヤシート エンターテインメントシティエマンジェンシーブレーキ付きフロントアシスト、ペデストリアン モニタリング(歩行者監視システム)など、注目の新システムを搭載。エマージェンシーアシスト(緊急時に車両を停止)、トレーラーアシスト(牽引中の運転操作をサポート)、トラフィックジャムアシストの3つは、世界初採用となるテクノロジーだ。

搭載されるエンジンは、いずれも直噴システムターボチャージャーを採用した合計10種類のガソリン、ディーゼルユニット。88kW/120PSから206kW/280PSの幅広いパワーレンジをカバーしている。
今年秋頃には、プラグイン ハイブリッド システムを搭載した最初のパサートである「パサート GTE」も発売予定。このモデルには、115kW/156PSのパワーを発生する1.4リッターTSIエンジンと出力85kW/115PSの電気モーターが搭載され、プラグイン ハイブリッド システムによるトルクは最大400Nm。
「パサート GTE」では、これらのパワーとトルクが極めて環境に優しく効率的な方法で活用され、ヨーロッパのNEDCサイクルによる燃料消費量(ハイブリッド車として)は、2.0L/100kmもしくは13.0kWh/100km以下というエネルギー効率を実現。これをCO2の排出量に換算すると、わずか45g/km以下となる(パサート GTEは未発売モデルのため、燃料消費量の数値2.0L/100km、CO2排出量45g/kmはいずれも推定値)。TSIとのコンビネーションの結果、50リットルの燃料タンクとフル充電されたバッテリーにより、1,000kmを超す航続性能も達成している。

VolksWagen PASSAT Car Of The Year 2015 Geneva

フォルクスワーゲンAG最高経営責任者(CEO) Prof.マルティン ヴィンターコルンは「今回の受賞を非常に誇りに思います。新型パサートによって、私たちは、技術と品質の両面で、クラスの基準となるクルマの開発を、再び成功させました。今回の栄誉は、このプロジェクトに関わったエンジニア、デザイナー、そして他のすべてのチームメンバーにとって大きな励みとなるものです。新型パサートにより、フォルクスワーゲン ブランドは、現在の課題に対して正しい答えを持っていることが証明されました」と、ジュネーブで開催された授賞式でコメント。

賞を受け取ったフォルクスワーゲンブランド開発担当取締役のハインツ-ヤコブ ノイサーは「カー オブ ザ イヤー 2015の栄誉に輝き、大変嬉しく思っています。世界各国で活躍している専門のジャーナリストによって選出されるこの賞は、わたしたちにとって特別に意義のあるものです。もちろん、今回の受賞が、私たちのお客様にとっても大きな意味を持っているということは、いうまでもありません」と、コメントしている。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社 VolksWagen公式HP
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