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オーストリアに本拠を置くマグナ・シュタイヤーは、数多くの自動車会社から生産委託を請け負う、自動車産業界では大手のメーカーだが、自社ブランドのクルマは販売していない。しかしジュネーブ・モーターショーには毎年、その技術力を示すためにコンセプトカーを出展し続けており、3月3日に開幕する今年のショーには「MILA Plus(ミラ・プラス)」と名付けられたハイブリッドのコンセプト・モデルを出展すると発表。その画像と概要を一足先に公開した。

アルミ押し出し成型によるスペースフレームに軽量な樹脂製ボディ・パネルを組み合わせたミラ・プラスの車体には、3気筒ガソリンエンジンと2基のモーターで構成された4輪駆動のハイブリッド・パワートレインが搭載されている。ミドシップ・マウントされたエンジンとトランスミッションの間に置かれたモーターが後輪を駆動し、もう1基のモーターはフロント・アクスルに搭載され前輪を駆動。システム全体で最高出力272ps、最大トルク59.1kgmを発揮するという。ハイブリッド走行時の0-100km/h加速は4.9秒、航続距離はおよそ500kmで、EVモード走行時には0-80km/h加速が3.6秒、航続距離は75kmとなっている。フレームに組み込まれたバッテリーは車体の剛性向上にも役立っているという。

ミラ・プラスのベースとなったのは、ホイールベースの長さがまったく同じであること、他の寸法も近いこと、ルーフラインの形状が同じことから、ロータス「エヴォーラ」だと考えられるが、マグナ・シュタイヤーからその件について正式なコメントはない。

マグナ・シュタイヤーが手掛けるMILAは、「Magna Innovation Lightweight Auto(マグナ社の革新的な軽量自動車)」の省略形で、ミラ・プラスはその最新作。2005年にフランクフルト・モーターショーで「MILA concept」を発表して以降、2007年に「MILA Future」、2008年に「MILA Alpin」、2009年に「MILA EV」、2011年に「MILA Aerolight」、2012年に「MILA Coupic」、2014年に「MILA Blue」といったように、ほぼ毎年ジュネーブ・モーターショーにコンセプトカーを出展している。

普段はお目に掛かることのできないマグナ・シュタイヤーのクルマがジュネーブの会場に登場するのを楽しみに待つとして、まずはプレスリリース(英語)をご覧いただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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