【レポート】やっぱり紛らわしい? シボレーEV「Bolt」が抱える名称問題
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今年1月の北米国際自動車ショーで発表されたシボレー「Bolt」は、航続距離およそ200マイル(約322km)、予想販売価格3万ドル(約350万円)という実に魅力的な電気自動車(EV)だ。今後のEV市場で主役になる可能性を秘めたハッチバックだが、実はデビュー以来ある問題に悩まされている。その問題とは、このクルマの名前のことだ。

「Bolt」という名前は、同社のレンジエクステンダー式電気自動車「Volt」と発音が非常によく似ており、とくに会話の中では混乱を招きがちだ(Autoblog 日本版でもこれまで「Volt」を「ボルト」と表記してきたため、「Bolt」のカタカナ表記に困り果てておりました。今さら「ヴォルト」にするのも、ねぇ)。これは、新型モデルの名前を浸透させるにはマイナス要素となる。ゼネラルモーターズ(GM)北米部門の社長アラン・ベイティも、ミシガンの地元紙『Detroit Free Press』に対し「会社としてもこの問題を認識している」と明かした。これから市販化が予定されているBoltだが、ショールームに展示される時には別の名前が付けられるかも知れない。ベイティ氏によれば、最終決断までにはまだ1年ほどの猶予があることから「今のところ検討段階にあるため、どうなるかは分からない」そうだ。

Boltはミシガン州にあるGMのオリオン工場で製造され、販売開始は2017年となる予定。ほぼ同時期には、同じく航続距離200マイルのテスラ「モデル3」も発売される。しかし、販売時期が重なることについてベイティ氏はさほど気にしていないようで、「テスラと違って我々はラインアップ全体にコストを分散させることができる」と話したという。

一方、長距離走行の可能な「Bolt」がニッチな需要に応えられれば、韓国GMによる小型電気自動車「スパークEV」(航続距離82マイル)の販売が終了となる可能性もベイティ氏はほのめかしたそうだ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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