フェラーリのダイキャスト製ミニカーといったごく一般的なものから、極めて贅沢なブガッティが8万4000ドル(約880万円)という価格で発売した超高級ベルトバックルまで、多くの高級車メーカーはブランド維持のために、車両の販売以外でも利益を上げている。これらの冒険的なビジネスだけで企業を継続し続けることはできないにしても、この競争が厳しい業界において収益は少しでも多くあった方がいい。

米『ニューヨークタイムズ』紙の記事によると、ライセンス商品で成功を収めている自動車メーカーは、そこから膨大な収益を得ているようだ。フェラーリはミニカーの他にも、レゴやプーマ製スニーカーなどから年間26億ドル(約3,000億円)、ゼネラルモーターズ(GM)に至っては、スピードボートから「コルベット」の名前が付いたギブソン製ギターなどの販売によって、年間35億ドル(約4,000億円)もマーチャンダイジング部門からの利益があるという調査結果が出ている。

また、マーチャンダイジング事業は利益を得るだけでなく、各社の重要なブランド名を守る役割も果たす。例えば、GMのSUVブランド、ハマーは数年前に廃止されているが、ハマーの名前がライセンスされた香水は、今でも世界で販売され続けている。「フレグランス商品の販売を続けることで、我々はいつでもそのブランドを復活させることが出来るように、ブランドを守っている」と、GMのライセンス・シニアマネジャーであるGene Reamer氏は同紙によるインタビューで語っている。

あまり注目されることはないが、このような魅力的な事業は確実に収益を上げる自動車ビジネスの一面でもある。詳しくは『ニューヨークタイムズ』紙の記事を是非一度ご覧頂きたい。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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