【ビデオ】来シーズンのフォーミュラEは、8つのマニュファクチャラーが独自にマシンを改良
フォーミュラカー・レースのマシンは、一見どれも同じように見えるかもしれない。しかし、モータースポーツ・ファンであれば、それぞれのマシンに違いがあることを知っている。最も大きな違いは、その製造元、マニュファクチャラーだろう。例えばF1では、各チームが自前でマシンを製造することが義務づけられている。一方、全チームが同じマシンを使うシリーズもあるし、あるいは複数のマシンからチームが使うものを選択できるレースもある。

電気自動車によるレースシリーズ「フォーミュラE」では現在、全てのチームに同一のマシンが提供されているのだが、、3月14日に開催される第5戦マイアミ大会を前に大きなルール変更がアナウンスされた。来シーズンから8社(チーム)がマニュファクチャラーとして認められ、電気モーター、インバーター、ギアボックス、冷却システムなど、パワートレイン全体の改造が許可されるという。ちなみに現在のシステムはルノーマクラーレンから供給されている。

来シーズンに参戦するマニュファクチャラーは、ABTスポーツライン、アンドレッティ、マヒンドラ、モトミカ、NEXTEV TCR、ルノー・スポール、ヴェンチュリ、ヴァージン・レーシングの8つ。その中身は、アンドレッティのような独立レーシングチームもあれば、ヴェンチュリのような既に電気自動車を製造しているメーカーや、大手自動車メーカーと提携しているチーム(アウディが支援するABT、インドの自動車メーカーであるマヒンドラ、フランスの大手ルノー)など、多種多様だ。

マニュファクチャラーによる改造がパワートレインのみとなっているのはコストを抑えるためだ。特に空気力学的な車体の設計には費用が掛かる。しかし、3年目のシーズンには現在のようにレースの途中でドライバーがフル充電されたマシンに乗り換えるのでなく、1回の充電で完走できるようなバッテリーの改造も認められるようになるという。

シリーズの様相は変化し続けるため、よりメジャーなメーカーが参戦するようになっても驚きではない。すでに、メルセデスボルボはシリーズ参加に興味があると言及しているし、BMW「i8」をセーフティカーとしてシリーズに参加させている。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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