【レポート】アップルの電気自動車、2020年に生産開始か?
このところ、「アップルが自動車産業に参入か?」というニュースが世界を賑わせている。伝えられるところによると、同社は人材の引き抜きを、電気自動車メーカーのテスラモーターズからだけでなく、電気自動車向けにリチウムイオン電池を製造しているA123システムズからも行っているという。後者に関しては、アップルが技術者を不正に引き抜き、A123の企業秘密を基に電池の開発事業に当たらせているとして訴訟にまで発展している。最近の噂によれば、アップルは2020年を目標に電気自動車の生産を計画しているようだ。

米金融情報サービス『ブルームバーグ』 によると、匿名の"その件について知っている人々"が、アップルでは自動車開発のプロジェクトにおよそ200人の社員が携わっていると述べている。アップルは次なる新事業を模索しており、自動車産業に参入するのはこのためだと言われている。同社はすでにヘッドハンティングしてきたエンジニアたちと数カ月前から本格的に開発に取り掛かっているようだ。

この自動車開発プロジェクトは、噂によれば「Titan(タイタン)」 と呼ばれており、現段階で製作されている車両はミニバンに似ていたという目撃情報もある(日本版編集者注:もっともこの車両は、自社開発による地図サービスのために情報収集をしているクルマではないか、との見方もあります)。アップルは自社の自動車製造工場を所有していないため、自動車の生産委託を数多く行っているマグナ・シュタイヤー社と接触し、車両の生産を担当するパートナーとしての契約を検討しているのではないかと噂されている。

もちろん、このプロジェクトは現時点ではまだ噂にすぎず、アップルは何も公表していない。ただ、これまでの全ての噂をつないでいくと、同社は電気自動車を開発しており、A123システムズからの人材の引き抜きは、バッテリーに関する技術の獲得を目論んでのことではないかという結果に辿りつく。もし、アップルが5年後に本当にこの電気自動車を発表したいのであれば、販売やサービスなどをこれから構築していかなければならず、まだまだ問題は山積みだと言えるだろう。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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