フェルナンド・アロンソがF1のバルセロナ合同テストでクラッシュし、ヘリで緊急搬送
2月22日、スペインのバルセロナで行われていたF1のプレシーズン合同テストで、マクラーレンホンダ「MP4-30」をドライブしていたフェルナンド・アロンソがクラッシュし、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。

合同テストの4日目、カタルーニャ・サーキットを走行中に、ターン3で内壁に接触したアロンソ。意識ははっきりとしており、会話もできる状態と伝えられているが、サーキットに併設されるメディカルセンターで手当てを受けた後、近隣の病院にて精密検査を受けている。

好調とは言えないマクラーレン・ホンダは、2回目となるプレシーズン合同テストをこのクラッシュで締めくくることになってしまった(最終合同テストは26日から同じくバルセロナで行われる)。チームはこれまでも、ホンダが新しく開発したF1用パワーユニットのトラブルに時間を取られており、2月1日からスペインのヘレスで行われた最初の合同テストではほとんどタイムシートの最下位を占め、今回のバルセロナでも周回数で他のチームに大きく水を開けられている。しかし、アロンソが2日目に記録した1分25秒'961というタイムは、フェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルのベストを上回る。

もちろん、アロンソがサーキットで事故に遭ったのはこれが初めてというわけではない。2003年のブラジルGPでは、300km/h近い速度で走行中に、他のマシンから外れたタイヤに衝突してクラッシュ。2010年にはモナコGPのフリー走行でクラッシュしたことで予選に出走できず、決勝レースはピットレーンからのスタートとなったが、これを乗り越えて6位に入賞した。だが、アロンソが関連しているクラッシュとして最も知られているのは、何といっても2008年シンガポールGPで起きたクラッシュゲート事件だろう。このスキャンダルに直接アロンソは関わっていないものの、アロンソをレースで勝たせるために、ルノーのチームメイトだったネルソン・ピケJr.が、チーム首脳陣の命令で意図的にクラッシュを起こしていたという悪質なものだった。

今回のクラッシュの後には、アロンソが大事を取って入院したことで、一時は様々な憶測が飛び交ったが、本人はSNSで元気そうな姿の写真を公開しているので安心してもよさそうだ。2度の世界チャンピオンに輝いたアロンソが、レースではホンダ・エンジンで活躍してくれることを期待して、シーズンの開幕を待とう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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