ポルシェ「918スパイダー」といえば、フェラーリ「ラ フェラーリ」「マクラーレン P1」と並び今後の高級スーパーカーの方向性を示す、3大ハイブリッド・スーパーカーの1つである。このような高性能マシンのことを考えるとき、普通はサーキットを攻める緻密なドライビングや、あるいは曲がりくねった美しい峠道を想像するのではないだろうか。少なくとも雪に覆われた道を思い浮かべることはあまりないだろう。

しかし、この種の高性能マシンが持つ膨大なパワーがあれば、少々のパウダーなどものともしない。そして918スパイダーは、フィンランドで行われた冬季"ポルシェ・ドライビング・エクスペリエンス"で、それを証明してみせた。もちろん、スパイク・タイヤは必要だが。

ミッドマウントのV8エンジンに2つの電気モーターを組み合わせたポルシェの高度な4輪駆動システムによって、まったく問題なく雪と氷の上を駆けていく918スパイダーの後ろ姿は十分な見応えがある。ただ、比較的スピードを落としていても、ほんの少しスロットルを開けるだけで後輪が滑るようだ。しかしハンドリングは完全にコントロールできているように見える。両脇に盛り上がった雪の間で、この希少なスーパーカーが完璧なドリフトを決めるために"スカンジナビアン・フリック"をする様子は見ていてどきっとする。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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