【ビデオ】自動運転のアウディが、アマチュアレーサーより速いタイムでサーキットを走る!
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スタンフォード大学のエンジニアチームがアウディ「TTS」自律走行システムを組み込み、米コロラド州パイクスピークのコースで無人走行に成功したのは2010年のこと。無人運転車の技術は、それから飛躍的に進歩した。当時のアウディは、全長約20kmのコースを自動運転で走行するのに27分を要し、人間のドライバーが運転するよりも10分ほど遅かった。しかし最近ではさらなる改良によって、人間のドライビングよりも速いタイムで走れるようになったという。

先日、研究者たちは「Shelly」と名付けた自動運転走行車のアウディ TTSを、サンダーヒル・レースウェイパークに持ち込んだ。起伏が激しく、さまざまな種類のコーナーが15カ所もあるコースだ。車内に誰も乗っていないアウディは最適なライン取りやコーナリングを見せ、最高速度は120mph(約193㎞/h)を超えたという。また、サンダーヒル・レースウェイパークのCEOはアマチュアのレーシング・ドライバーでもあるが、Shellyのラップタイムは彼より0.4秒ほど速かったと、英『The Telegraph』紙のインターネット記事は報じている

スタンフォード大学のエンジニアたちはこの技術を大きく進歩させるため、レーシング・ドライバーがどのようにクルマを運転しているかを研究しているという。さらに、ドライバーの脳波を測定したところ、意識的な操作よりも、むしろ筋肉の条件反射が操作に大きな影響を与えていることが判明した。

「つまり、レーシング・ドライバーの運転は、我々が高速道路などで危険を避けるために取る行動と同じで、数学的な解釈ができるものだったのです。これにより、コースを周回する際の熟練したドライバーの運転と無人走行車の技術を並べて比較することが可能になりました」と、このプロジェクトの責任者であるスタンフォード大学機械工学のクリス・ゲルデス教授は語っている。

技術が急速に発展し続けていることを考えると、近い将来、自律走行レースカーがトップレベルのドライバーを打ち負かすこともあり得るかもしれない。そんな予感をさせる走りを、早速ビデオでご確認いただこう。



By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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