SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015
スズキ株式会社は、欧州を中心に世界市場に投入している「SX4 S-CROSS」を自社ブランドの輸入車として日本に投入することを2月19日(木)に発表した。

「SX4 S-CROSS」は、2012年9月のパリモーターショーに出品したコンセプトモデル「S-Cross」をもとに開発し、2013年8月より生産を開始。スズキの小型乗用車のノウハウとSUVの技術を結集してつくりあげたクロスオーバー。広い居住空間としっかり積める荷室スペースを備えたパッケージング、力強い加速性能と燃費性能を両立したパワートレイン、しなやかな走りを実現する足回りを特長としている。

日本に投入される「SX4 S-CROSS」のコンセプトは、乗用車の使い勝手と確かな4WD性能に裏打ちされた力強さや個性を主張するSUVの外観を持ったクロスオーバー。エクステリアデザインの検討段階から空力性能を追求し、燃費向上とともに風切音の低減を実現。高剛性ボディーを基本に効果的な防音・防振対策を施し大幅に静粛性を向上させた。また、車両サイズをアップしながらも、エンジン、サスペンション各部品、インパネ樹脂部品の見直しをはじめ、ボディーに高張力鋼板を多用するなど剛性を上げ50kgの軽量化を達成している。

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SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015 SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015
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エクステリアは、燃費性能に寄与する為の空力フォルムに「エアダイナミクス×エモーション×クオリティ」をデザインテーマに新しいクロスオーバースタイルを追求。空気の流れを感じさせる流麗なルーフライン、ボディーと一体構造のインテグレーテッドタイプのルーフレールを採用。ドアミラーの取付位置をボディードア側に設置するとともに、Aピラー周りの死角も少なく良好な視界を確保した。

その他、ポジションランプに8灯のLEDを、ホイールに切削加工とブラック塗装を施した17インチアルミホイールを採用。ボディーカラーは、クリスタルライムメタリック(ZUS)とクールホワイトパール(ZNL)の新色2色を含む全4色が設定される。

SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015 SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015
SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015

インテリアは、エクステリアのクロスオーバーデザインを反映させ、ワイドに広がる感覚でダイナミックな流れを表現。インストルメントパネルにソフトパッド使用し、シルバー加飾を施し上質感を追求。
上下調整(チルト機能)、前後調整(テレスコピック機能)を備えたステアリングに、シートスライドやシートリフターと合わせてドライビングポジションの設定が可能。
メーターパネル中央には平均燃費や平均車速などを表示する「マルチインフォメーションディスプレイ」を配置。
その他、運転席と助手席それぞれの温度設定が可能な左右独立温度調節機能付フルオートエアコン、2段階温度調節機能付運転席・助手席シートヒーター(4WD)を採用。

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室内は、全長4,300mm(+150mm)と拡大するこで広い室内空間を確保。後席は,814mm(+44mm)の前後乗員間距離でゆったりと座ることができる。足下の開口部をフロントドアで+17mm、リアドアで+22mm拡大。さらに、リアドアは腰部+34mm及び頭部の開口部を拡大し、スムーズな乗降りを可能とした。

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ラゲッジスペースは、荷室容量を「SX4」に対し167L拡大。5人乗車時でも420Lの大容量を実現している。荷室開口部幅は1,125mmと「SX4」より75mm広く、荷室開口部高は60mmも低い695mとし、荷物の積み降ろしも容易。
6:4分割可倒式のリアシートと上段・下段に装着できるラゲッジボードにより、多彩なラゲッジスペースのアレンジが可能。ラゲッジルームランプやショッピングフック、アクセサリーソケット(ラゲッジサイド)なども装備している。

SUZUKI  SX4 S-CROSS 2015

「SX4 S-CROSS」4WD車には、走破性、走行安定性を実現する「ALLGRIP」を採用。「ALLGRIP」は、電子制御4WDシステム、4モード走行切替機能、車両運動協調制御システムの3つのテクノロジーからなるスズキの新しい4WDシステム。電子制御4WDシステムにより、アクセルセンサー操舵角センサーなどからの情報をもとに、車両の挙動変化後の対応(フィードバッック制御)だけでなく、車両姿勢が不安定になることを予測し事前に対処するフィードフォワード制御も行い、優れた走行性を実現。さらに、燃費重視の「AUTO」、ワインディングなどに適した「SPORT」、雪道などの走行に適した「SNOW」、スタックした時の緊急脱出モード「LOCK」の4つのモード選択により、路面状況やドライバーの意思に応じた走りを楽しめる。車両運動協調制御システムは、総合的に走行状態を監視し最適にコントロールする高度な制御システムで安心感を提供。例えば、前輪または後輪の横滑り傾向を感知すると、操舵アシストトルクと前後輪のトルク配分を最適にし、横滑り傾向を抑えることでドライバーの運転操作をアシストする。

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エンジンは,加速性能と燃費性能を両立した1.6L DOHC VVTエンジンを搭載。エンジン本体をはじめ、ペンデュラム式エンジンマウントの採用や排気系・冷却系の改良などにより軽量化を達成するとともに、ピストンリングなど各所でフリクション低減を図るなど、高出力&トルクは維持し燃費性能を向上させた。トランスミッションは、変速比幅を広げることで低速域での加速と高速域での燃費性能を両立する副変速機構付CVTを搭載。7速マニュアルモードを選択すれば、さらにスポーティなドライビングが楽しめる。

高機能サスペンションの採用により快適な乗り心地を追求したという足回りは、サスペンションフレームの高さをSX4の約4倍にすることで横剛性を70%向上。ピストンロッドの径をサイズアップし、操縦安定性を向上させた。リアトーションビームにパイプ潰しビームを採用し軽量化と高剛性化を両立している。

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安全性能は、全方向からの衝撃を効率良く吸収・分散する、軽量衝撃吸収ボディー「TECT」やスリップや横滑りを抑える「ESP」、坂道発進をサポートする「ヒルホールドコントロール」などを採用。衝撃吸収フードパネルや衝撃吸収脚部保護構造など、ボンネット、バンパーなど随所に衝撃吸収構造を採用している。

日本ではハンガリーの製造子会社である「マジャールスズキ 社」で生産した車両を輸入車として販売する。消費税込み価格は2WDが204万1,200円。4WDは225万7,200円。


スズキ株式会社 公式HP
http://www.suzuki.co.jp/