マルシャ、2015年のF1復帰をライバルチームに阻まれる!
昨シーズンの終わりに財政破綻し、管財人の管理下に置かれたF1チームのケータハムとマルシャが、2015年にグリッドに復帰できるかどうか注目されている。しかし、現状は厳しいと言わざるを得ないようだ。

先日、ケータハムは資産が競売にかけられ売却されるということをお伝えしたが、今度はマルシャの今シーズンの復帰についても難しい状況にあることが明らかとなったのだ。

2月5日、各メンバーチームのトップがパリに集まり、F1ストラテジーグループの会合が開かれた。マルシャが2014年のマシンを2015年に使用する許可を求めていた件について話し合われ、成績上位のチーム陣は、マルシャの復帰を後押しすることになるなら賛成すると前向きな意見を出していた。

マルシャが2014年のマシンを継続して使用するためには全会一致での承認が必要であったが、結果的には他のいくつかのチームが反対意見を示した。独立チームは分配金(主にテレビのライセンス料による)を頼りとしており、マルシャが参戦しなければその分シェアが増えるためだ。

マルシャは来月のメルボルン開幕戦までに、ライバルチームの支持もしくは新マシンを調達する時間を確保できなければ、グリッドに復帰するという望みは絶たれてしまうことになるだろう。報道によれば、マルシャのチームオーナーは、これまでにチームの資産を売却予定だった1月の競売を延期したり、再建プランを立てたり、今年のエントリーフィーを支払ったりするなどして、チーム存続のために尽力しているという。

マルシャF1チームは、2010年に「ヴァージン・レーシング」という名前で参戦。以来チャンピオンシップポイントを獲得できずにいたが、昨シーズン初めてジュール・ビアンキがモナコGPで9位入賞を果たした。しかし、フェラーリの元テストドライバーでフランス人のビアンキは、第15戦日本GPの事故で頭部に重傷を負い、現在も療養中だ。チームはロシアGPに1台で参戦したのを最後に、残り3戦は欠場している。マルシャの今度の行方に注目したい。


by Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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