【ビデオ】仏の納屋で発見されたフェラーリ「250 カリフォルニア」が22億円で落札!
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納屋に何十年も放置されていたお宝が発見され、オークションにかけられることは時折あるが、約100台のクラシックカーが見つかったバイヨン・コレクションのケースはかなり珍しい。そのうちの59台がこの度オークションにかけられ、総額にして約34億円で売却されたそうだ。

数カ月前に見つかったこの約100台のクラシックカー・コレクションは、運送会社を経営していたフランス人、ロジェ・バイヨン氏が所有していたもの。その多くは、スクラップ処理から救おうと集めたクルマだったという。彼は自身のコレクションを博物館に展示したいと考えていたが、残念ながら実現には至らなかったそうだ。しかし、コレクションは何十年もの時を経て、フランスの地方で納屋から発見され、世界的な注目が集まった。コンディションは酷かったが、59台は売る価値があると認められ、パリで開催されたビンテージカーのイベント「Retromobile」で、オークションハウスのアールキュリアル(Artcurial)によって2月6日にオークションにかけられたのだ。

バイヨン・コレクションで最も高値が付いたのは、納屋の中で古い雑誌がうずたかく積まれた状態で発見された、ヘッドライトカバー付きの超希少な1961年型フェラーリ「250 GT SWBカリフォルニア スパイダー」(写真)。匿名の国際的なコレクターにより1,630万ユーロ(約22億円)で落札された。わずか37台しか製造されなかったこの貴重なオープントップ・フェラーリは、950万〜1,200万ユーロという予想落札価格を大きく上回る値が付き、250GTシリーズの中で史上最高額となった。

イタリアのコーチビルダー、フルアがコーチワークを手掛けた1956年型マセラティ「A6G グランスポーツ フルア」も、80万〜120万ユーロの予想価格を上回る200万ユーロ(約2億7,000万円)で米国のコレクターが落札した。また、フランスのコーチビルダー、ソーチック製ボディを持つ1949年型タルボ・ラーゴ「T26 グランドスポーツ」は、予想の3倍となる170万ユーロ(約2億3,000万円)で、欧州のコレクターの手に渡った。

バイヨン・コレクションの59台はすべて落札され、売上総額は約34億円という膨大なものとなった。ちなみに今回のRetromobileオークション全体での落札率は89%だったという。詳細についてはプレスリリース(英語)をお読みいただきたい。


by Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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