ブラモ社の電動バイク「Empulse」が「Victory Charger」に改名?
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ポラリス社が、電動バイク・メーカーであるブラモ社バイク事業を買収した際にはいくつもの疑問が浮かんだが、その中で少なくとも「どのブランドでポラリスは電動バイクを展開するのか」という件に関しては答えが出そうである。

パワースポーツ車両を生産するポラリス社は、電動バイクと構造部品の名称として「Victory Charger」という名前の商標登録を1月27日に申請したことが分かった。これによりいくつかの可能性が考えられる。まず、ブラモ社の電動バイク「Empulse」と「Enertia Plus」のモデル名は、おそらく過去のものになるであろうということ。ブラモ社は現在も電動パワートレインの開発を行っているが、新型バイクの名称に同ブランドの名前が使われる可能性は低そうだ。

もう1つは、ポラリス社が同社のオートバイ・ブランド「ヴィクトリー・モーターサイクル」の販売店を利用し、電動バイクの販売とサービスを提供するつもりらしいということ。米国の電動バイク製造会社ゼロ・モーターサイクルズの販売業績が、かつてのライバル社であるブラモ社よりも格段に良かった理由は、ドライブトレインのスペックが良かったからだという説には議論の余地があるだろう。だが、ブラモ社の米国内における販売店数が、ゼロ・モーターサイクルズの3分の1にも満たなかったということはその理由の1つとして間違いなく挙げられるはずだ。通常、消費者は商品を実際に見て触れない限り購入はしないので、より多くのショールームに製品を置くことが売り上げにつながるのは言うまでもない。

今のところ、Victory Chargerがどのようなデザインになるのかは分かっていない。6速トランスミッションを装備する「Empulse R」のブランド名を変えるだけなのか、それともレースモデルの「Empulse RR」をベースにするのか、あるいはそのどちらかを造り替えるのかも知れない。いずれにせよ、ゼロから新開発したモデルでないことだけは確かだ。なぜなら、現在ヴィクトリー・モーターサイクルのラインアップは、バガースタイルやツアラー、オーソドックスなクルーザータイプといった大型バイクが中心であり、電動システムの設計とエンジニアリングには時間がかかるからだ。それに、Victory Chargerという名前はクルーザータイプよりも、もっとスポーティなスタイルに似合いそうだ。

ポラリス社が新たに獲得した技術によるVictory Chargerとは、一体どんなモデルになるのだろうか。同社はブラモ社のバイク事業を買収した際、2015年後半に生産を開始すると宣言しているので、あと数ヶ月以内には明らかになるかも知れない。


By Domenick Yoney
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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