オペルが新型ホットハッチ「コルサOPC」をジュネーブで初公開予定
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多くのパフォーマンスカーを揃えるゼネラルモーターズ(GM)だが、米国や日本でもしホットハッチを探しているなら、他をあたることになるだろう。米国でそれに近いのは最高出力138hpのシボレー「ソニックRS」くらいしかなく、日本では115psの"普通の"「ソニック」しか販売されていない。だが、それもヨーロッパでは大きく事情が異なる。英国ではGMグループであるボグゾールが高性能な「VXR」モデルを販売し、欧州本土では同じくGMグループのオペルが「OPC」モデルを提供している。今回はその中から最もコンパクトな高性能モデル、ジュネーブ・モーターショー 2015で初公開が予定されているオペル「コルサOPC」をご紹介しよう。

コルサOPCは、昨年夏に改良が施されたコンパクトハッチ「コルサ」(ちなみにフォード「フィエスタ」と同クラス)をベースに、最高出力207hp、最大トルク28.5kgm(オーバーブースト時)を発生する1.6リッター4気筒ターボエンジンを搭載。先代コルサOPCに設定された最強グレード「ニュルブルクリンク・エディション」と比べるとわずかにパワーで及ばない(3hpだけ)が、その代わりフラットなトルクカーブを実現しているそうで、0-100km/hを6.8秒で加速、最高速度は230km/hに達するという。フォード「フィエスタST」フォルクスワーゲン「ポロGTI」に(勝るとは言えなくとも)引けを取らないと言えるだろう。

オペル・パフォーマンス・センター(OPC)は、この新型ホットハッチにエンジン以外にもさまざまなアップグレードを施している。専用バンパーや前後スポイラー、ディフューザーとRemus製ツイン・エキゾーストなどを装着してエアロとビジュアル面を向上させ、車高を10mm下げたサスペンションにはKoni社と共同開発した可変ダンパーを装備。設定を変更可能な(「コンペティション・モード」も用意)最新式ESPとトラクションコントロールを搭載し、ステアリングも「よりダイレクトで正確に」調整されているという。17インチのアロイホイールには215/45R17サイズのミシュラン製パフォーマンス・タイヤを履き、フロントに308mmディスクを採用したブレーキも強化されている。インテリアではレカロ製バケットシートに、フラットボトム形状の革巻きステアリング・ホイール、OPCシフトノブとスポーツ・ペダルが装備される。さらにサーキット走行向けに「パフォーマンス・パッケージ」も用意されており、Drexler製の機械式LSD、18インチホイール、ブレンボ製ブレーキなどがオプションで装着できるそうだ。

ヨーロッパのエンスージァストはこのクルマが1台あれば「コンクリート・ジャングルとグリーン・ヘル(お馴染み、ニュルブルクリンク北コースのこと)の両方で」走りを楽しめるそうだが、残念ながらオペル・ブランドの展開がない米国や日本で発売される見込みは極めて低いと言わざるを得ない。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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