この1カ月の間にオークションに関する驚くような3つのニュースが飛び込んできた。まず、昨年の米国におけるコレクターズカーの落札価格が、総額で13億ドル(約1,550億円)にも上ったということ。それから2014年にオークションで落札された高額トップ10台のうち、9台がフェラーリで、その中にはオークション史上最高落札額の3,800万ドル(当時のレートで約39億円)の「250GTO」も含まれているという件。そして1月にアリゾナ州スコッツデールで行われたオークションでの売り上げ総額が、2億9,200万ドル(約346億1,000万円)以上にもなったということだ。


これらの話を聞いただけで市場の状況はこの上なく良好に思えるが、クラシックカー専門の自動車保険会社で査定も行うHagerty社は、その魅力度を測る「Hagerty Market Rating」というものを発表した。

「Hagerty Market Rating」は、アルゴリズムによって8つのカテゴリーから15の示度を算出し、それらをもとに現在のクラシックカー市場の状態を数値で表すもの。オークションの売上高はその基準の1つとなるが、Hagerty社によれば、オークションは取引のたった3%ほどしか占めていないそうだ。主となるのは個人所有者間の売上高で、そちらにより大きな重点が置かれている。それに加え、最終的な数字にはプライスガイドや保険価額、そして専門家の意見などのデータ点も含まれる。

このレーティングでは、評価の数値が0から100点まで釣り鐘状の曲線で表示される。数値は毎月更新され、市場価値の変動が一目で分かるようになっている。現在、ポインターは"Expanding Market(市場は拡大中の状態)"の真ん中あたりを指しており、非常に良好ではあることが分かるが、"Superheated(加熱状態)"までは(一部のフェラーリがあれだけ注目を集めたにもかかわらず)まだ余裕があるので、Hagerty社のCEOであるMckeel Hagerty氏によれば「とても好ましい状態」であるという。

クラシックカーの売買に関心がある方は、Hagertyのサイトで毎月チェックしておこう。この新たな指標についての詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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