メルセデス AMG、王座防衛に向け2015年用F1マシン「W06 ハイブリッド」を発表!
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メルセデス・ベンツF1チーム「メルセデスAMG ペトロナス F1チーム」が、2015年シーズンを戦う新型マシン「W06 ハイブリッド」を発表した。

昨シーズンのメルセデスは、たった1レースを除いてポールポジションを独占、3レースを除く全レースで優勝を飾り、チームドライバーのルイス・ハミルトンニコ・ロズベルグによるワンツーフィニッシュが11レースに及ぶなど、圧倒的な強さを誇った。そんなメルセデスが連覇をかけて投入するのが、F1参戦復帰してから6代目のマシンとなるこのW06ハイブリッドだ。

2015年シーズンの主な規定変更が、スポーティング・レギュレーション(競技規定)にとどまったため、昨年型「W05」から明らかに変わったのは、テクニカル・レギュレーション(技術規定)で定められたフロントエンドの形状だけのように見える。だがメルセデスによれば、シルバーとティールグリーンで塗られたボディの内側部分もすべて、つまりサスペンションからターボチャージャー付きハイブリッドパワーユニットまで、あらゆる箇所に最適化を施したという。

自社開発のエンジンを使用するのは、今シーズンではメルセデスとフェラーリの2チームだけとなるが、メルセデスは昨シーズンの「PU106Aハイブリッド」が他チームの追随を許さないパワーユニットであることを見事に証明してみせた。オフシーズン中のエンジン開発はほぼ凍結されるため、同パワーユニットを引き続き搭載するメルセデスが今シーズンも最強となる可能性が高い。とはいえ、メルセデスのモータースポーツ部門で責任者を務めるトト・ヴォルフ氏は、ベーブ・ルースの言葉を引用して、「昨日のホームランでは今日の試合に勝てない」と気を引き締めている。

競争の厳しいF1の世界で確かなことは何一つないが、今シーズンもメルセデスがレースを牛耳る可能性は高い。最も激しい戦いは、再びハミルトンとロズベルグの間で繰り広げられるだろう。2人のライバル関係は、F1に参戦するずっと以前、カートや下位カテゴリーのフォーミュラでランキング争いをしていた時代から続いている。昨年、ハミルトンは通算2度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したが、彼より前からメルセデスに在籍し、F1ドライバーとしてのキャリアも長いロズベルグは、最後までハミルトンに追いつくことを諦めなかった。今シーズンはロズベルグの雪辱にも期待しよう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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