【ビデオ】アルミ製ボディの修理費は本当に高い? フォード新型「F-150」で検証
米国で人気が高いフォードのピックアップトラック「F-150」。その新型が2014年1月に発表された当初から、アルミニウム製となったボディの修理費が割高になるのではないかと懸念されており、同年末に発売された後も未だ議論は続いている。米自動車情報サイト『Edmunds』はこの争議に決着をつけるべく、新型F-150の荷台部分に大型ハンマーを振り下ろして傷を付けた上で、その修理費を検証するという映像を制作して公開した。

アルミ製ボディのメリットといえば、重量を軽量化できるため燃費や俊敏性が向上すること。しかしデメリットとして、ダメージを受けた場合は修理が難しく、修理費用も高額になることが挙げられる。

今回の映像(前後編の2本)では、まず前編で、5万2,000ドル(約600万円)を投じて購入したF-150の荷台部分を、Edmunds編集委員であるトラヴィス・ラングネス氏が重さ3.6kgのハンマーで激しく叩いている。なお、荷台を選んだ理由は、この部分は交換ができないので、修理するしかないためだ。2回にわたってハンマーを振り下ろした結果、へこみ傷が2カ所とボディパネルのゆがみ、テールランプの破損が生じた(フォードの名誉のために付け加えておくと、一度ハンマーで叩いただけでは大してダメージが残らなかったため、2回も叩く必要があったそうだ)。そこで、ラングネス氏はフォード・サンタモニカのディーラーに嘘の事故理由を説明し、修理の見積もりを依頼した。その際、彼は修理費を自分で負担しなければならないので出来るだけ抑えたいと哀願したという。

その後、ラングネス氏はディーラーから修理の詳細について連絡を受けた。それによると、テールランプにはブラインド・スポット・センサーが内蔵されているため、思った以上に高額であること、そしてアルミ製ボディの修復はフォード推奨の特殊な専用修理工具類を使用しなければならないため、費用が割高になるということが分かった。フォード・サンタモニカが修理に要するとした日数は7日間で、通常のスチールに比べて4日ほど長くなっている。

後半の映像では、いよいよ請求書が公開されている。ディーラーはアルミ・ボディの修理に掛かる正規料金よりもかなり割引してくれたようだが、決して安くはなかった。詳しい説明は映像を見てもらいたいが、アルミ製ボディはいろいろな面でコストが高くなるようだ。人件費だけでもスチールなら10時間で修理できるため1時間あたり60ドルで600ドルだが、アルミだと20時間掛かり、正規料金ならば1時間あたり120ドルで2,400ドルになるという(今回は半額にしてもらえたようだ)。その他の工賃や部品代、塗装費用などとして掛かった1,738.44ドルを含めると、合計4,138.44ドル(約49万円)の修理費がかかると判明した。

それでは、アルミ製ボディの修理費がどのくらい高額なのかを確認するために、新型F-150 を使ってEdmundsが実証した貴重な映像を是非ご覧いただきたい。










By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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