【ビデオ】「ビジョン グランツーリスモ」に、ルノー・アルピーヌが登場!
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世界中の自動車メーカーが人気ビデオゲーム『グランツーリスモ』のために仮想レーシングカーを発表しているコラボレーション・プロジェクト「ビジョン グランツーリスモ」。しかし、今回ご紹介する最新映像のブランドは、ヨーロッパの自動車メーカーやモータースポーツの歴史に詳しくない人には聞き覚えがない名前かもしれない。なぜならこのメーカーは現在、実車を製造していないからだ。

1955年に創立されたアルピーヌは、フランスのディエップにファクトリーを持つレースカーおよびスポーツカー専門メーカーだ。1973年にルノーに買収され、1995年にアルピーヌの名前を持つ最後のモデルを生産終了して以降は、「ルノー・スポール」として稼働してきた。ところが、近年になってルノーはその名前を復活させようと動き始めており、2012年にはコンセプトカー、アルピーヌ「A110-50」を発表。また、2013年からはル・マン24時間耐久レースの「LMP2」クラスにアルピーヌとしてレースカーを出走させている。残念ながらケータハムとの共同開発計画は頓挫してしまったものの、単独による新型スポーツカーの開発は今も進行中で、来年には発表されるという。今回のビジョン グランツーリスモへの参加は、それに先駈け伝統あるブランド・ネームを思い出してもらおう(あるいは新たに知ってもらおう)という意図があるのかも知れない。



今回発表された「アルピーヌ ビジョン グランツーリスモ」は、空想未来的でありながらレトロも感じさせる素晴らしいデザインと言えるだろう。一見、ダニエル・サイモン氏が手掛けたコンセプト・デザイン『Cosmic Motors』の作品かと思うが、実際にはルノーのデザイナー、ビクター・スフィアゾフ氏によるもので、どうやら日本のアニメーションやコミックなどのデザインから強く影響を受けているように思われる。低い車体には片側にオープン・コクピットのシングル・シートを備え、最高出力450hpを発揮する4.5リッターV8エンジンをミドシップに搭載し、7速シーケンシャル・トランスミッションを介して後輪を駆動、最高速度は199mph(約320km/h)に達する(と想定されている)。スフィアゾフ氏をはじめとする社内コンペに参加したデザイナー達には、「『リア周りとコクピット』にとりわけ注力せよ」という指示が与えられたとか。これは『グランツーリスモ』の中でプレイヤーが使う最もポピュラーな視点であるためだそうだ。



アルピーヌはこの実物大モデルも製作しており、これは2月1日までパリのオテル・デ・ザンヴァリッドで展示されている。その後はポルト・ド・ヴェルサイユに移され、アルピーヌ創立60周年記念式典も行われるビンテージカーのイベント「レトロモビル」に出展されるそうだ。

アルピーヌ ビジョン グランツーリスモを『グランツーリスモ6』でプレイできるのは3月から。フランスに行かれる方なら、実際にモデルを見てからゲームでその走りを体験する、という贅沢な楽しみ方もできるかもしれない。それでは早速、同車の製作過程と走りをビデオで(字幕機能をオンにして)ご覧いただこう。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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