【レポート】メルセデスがマイバッハをEクラスに拡大? さらに北米向け次世代型Aクラスを開発中?
昨年メルセデス・ベンツは、2015年モデルとして投入する多くの新型車について明らかにしてきた。その中でも最初に発表されたのが、あの超高級車「マイバッハ」の名を冠した「メルセデス-マイバッハ S600」だが、ダイムラー取締役会会長でメルセデス・ベンツ・カーズ統括であるディーター・ツェッチェ博士は、このマイバッハ・ブランドを、SクラスだけでなくSUVにまで拡大しようとしているらしい。

マイバッハと同じくらい期待されるのは、AMGによるスーパー・スポーツカーの件だろう。メルセデスの高性能車開発部門がポルシェ「918スパイダー」に対抗する新モデルを開発しているという噂について、米自動車誌『Motor Trend』がメルセデス-AMGのトビアス・メールスCEOにその可能性を質問したところ、「我々がドイツの他のスポーツカーメーカーと同等レベルにあるということを、皆さんにお見せしたいと思っている」と答えたという。

また、マイバッハについてはこんな話もある。米自動車メディア『オートモーティブ・ニュース』によると、先日、メルセデスUSAのスティーブ・キャノンCEOが米国本社をジョージア州アトランタに移転することを発表した会見の中で、「もっと多くのマイバッハ・ブランドのクルマが見られることになるだろう」と語ったというのだ。この発言からは、超高級仕様のトリムをまとったEクラスだってあり得る、とほのめかしている印象を受ける。もしそれが実現したら、EクラスとSクラスの価格帯にある大きな開きを、"マイバッハ Eクラス"が埋めることになるだろう。現在、AMG仕様を除くEクラスの最も高価なモデルは6万2,350ドル(約730万円)。Sクラスの最も安価なモデルが9万4,400ドル(約1,100万円)からとなっている。もし、S600とマイバッハ S600の価格差に相当する2万3,000ドル(約270万)のプレミアムなオプションが付いたEクラスが登場したら、豪華なミッドサイズセダンにするか、それとも適度なフルサイズセダンにするか、悩む余地が生まれそうだ。

さらにキャノン氏は、これと対極に位置する小型車「Aクラス」の次世代型についても語ったという。現在は米国市場で販売されていないこの前輪駆動のハッチバックだが、次期型はルノー・日産との提携によりメキシコ中北部のアグアスカリエンテスにある新工場で製造されて米国にも導入されるため、米政府が自動車の燃費を規制するCAFE(企業別平均燃費)基準の達成に貢献できることになる。キャノン氏によれば、この次世代型Aクラスは「これまでに我々が見て親しんできたクルマとは違うものになる」とのこと。現行Aクラスが気に入っている我々としては、これが良い結果となるよう期待したいところだ。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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