【レポート】車名は「TTQ」に? アウディが「TT オフロード コンセプト」の市販化を決定!
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アウディの「TT」ファミリーには現在、クーペとコンバーチブルがあり、それぞれに何種類かのエンジンが用意されている。だがこの1年ほどの間に、アウディは上記2タイプ以外の様々なボディ・スタイルを持つTTのコンセプトを発表して来た。英国の自動車雑誌『CAR』の最新リポートによれば、それらの中から「TT オフロード コンセプト」の市販化が決まったという。

昨年の北京モーターショー2014で発表されたイエローのTT オフロード コンセプトは、TTのトレードマークとなるスタイリングに、車高の高い5ドア・ボディを組み合わせたクロスオーバー車だ。これ以前にもTTのコンセプトモデルとしては、北米国際自動車ショー 2014でブルーの3ドア「オールロード シューティングブレーク」が、続いてパリ・モーターショー 2014でレッドの5ドア「TT スポーツバック」が発表されてきた。しかし実用性の観点から考えても、アウディがオフロード コンセプトを市販化するモデルに選んだことには納得がいく。

しかし、クロスオーバーであるにもかかわらず、「Q」シリーズとしなかったのはなぜだろうか? その理由は、フィアットにある。アルファ ロメオやマセラティなどのモデルで駆動方式を表すネーミングとして、フィアットはすでにQ2とQ4という名称を使用しているのだ(アルファ ロメオ「155Q4」とか、マセラティ「ギブリ S Q4」とか)。Qの名称使用についてフィアットCEOのセルジオ・マルキオンネ氏は、最大のライバルであるフォルクスワーゲン・グループが有利になるようなお願いには応じたくないらしい。

ということから、TT オフロード コンセプトの市販モデルは「TTQ」という名前になるだろうというのがもっぱらの噂だ。語感がいい名前かどうかは別として、少なくともこれなら既存のアウディのラインナップの中で、TTとQファミリーの間をつなぐ橋渡し役となるだろう。アウディのルカ・デメオ販売担当取締役が、以前の上司にQ2、Q4という名称の変更を説得できなければ、「TTQ」となる可能性が高い。

どんな名前になるかはさておき、この新型クロスオーバークーペは「Q3」とプラットフォームを共有し、2017年に発売される見込みだ。しかし、BMWの「X3」をベースとする「X4」に比べると、アウディのTTQ(仮)は実用的なQ3と違いをより明確に打ち出した位置づけになるかも知れない。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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