トヨタ、「86」のラリー仕様車「GT86 CS-R3」の最終スペックを発表!
欧州では「GT86」の名前で販売されているトヨタ86のラリー仕様車「GT86 CS-R3」が発表されたのは、およそ1年前のこと。昨夏にはテスト走行が開始されていたが、ついに今年7月に決まった実戦デビューを控え、最終スペックと価格がドイツのTMG(Toyota Motorsport GmbH:トヨタ・モータースポーツ有限会社)から発表された。

かつての「セリカ」などと異なり、GT86 CS-R3はWRC(世界ラリー選手権)のトップカテゴリではなく、FIA(国際自動車連盟)が定めるグループRのR3クラスに合わせて設計されたラリーカーだ。ベースとなっているトヨタ86の市販モデルに近く、2リッター水平対向4気筒「FA20」型エンジンもそのまま使用しているが、今回発表された最終的なスペックによれば最高出力238hp、最大トルク23.5kgmにチューンされ、Drenth製6速シーケンシャル・ギアボックスを介して後輪を駆動する。もちろんリミテッド・スリップ・デイファレンシャル(LSD)も装備する。

オーダーする際にはグラベル仕様またはターマック仕様から選択することができ、CS-R3には「GT86のボディシェル、パワートレイン、その他マシンを構成するメカニカルなコンポーネントが全て含まれる」という。つまり、市販車を別途用意して組み込むキットではなく、コンプリートカーとして提供されるわけだ。7月にFIAの最終的な認可が降りる予定で、それ以降は世界ラリー選手権も含む国内外のラリーに出場が可能となる。なお、競技デビューは7月4日にドイツで開催されるワンメイク・ラリー「HJS TMG CS-R3トロフィー」の第1戦となることが決定している。

パッケージの価格は税抜きで8万4,000ユーロ(約1,120万円)だが、4月24日までに注文すれば、5,000ユーロ(約67万円)値引きされる。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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