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本格的なスポーツカーを少量生産することで知られる英国の自動車メーカー、ノーブル・オートモーティブは、「M600」のオープントップ仕様となる「スピードスター600」のプロトタイプを公開した。

ボルボは初期の「XC90」に新しいV8エンジンが必要になったとき、ヤマハに協力を求めた。このエンジンはその後、ボルボの「S80」セダンに搭載され、以来これはオーストラリアで人気のツーリングカー選手権、V8スーパーカーシリーズのベース車両となっている。一方、英国のノーブル社は、そのV8エンジンにツインターボチャージャーを装着し、スーパーカー「M600」を作り上げた。そして今度はそのオープントップ・モデルを計画している。

最初にこの計画が明らかになってから2年半以上が経った今年の1月8日、英バーミンガムで開幕したオートスポーツ・インターナショナル2015で、スピードスター600のプロトタイプが公開された。これは、市販化の計画が未だ進行中であることの確かな証拠と言えるだろう。

ノーブルによるとスピードスター600は、クーペのM600から機械的な部分のほとんどを引き継いでいるという。ヤマハとボルボが開発した4.4リッターV8エンジンは、ギャレット・システムズ製ツインターボチャージャーを装備し、最高出力は450hp、550hp、650hpという3種のチューニングが用意される。このエンジンをミドシップに搭載する車体は、ステンレススチール製のフレームにカーボンファイバー製のボディ・パネルを纏う。M600から変更された点は、固定されたルーフの代わりに取り外し可能なルーフパネルを採用することと、グラツィアーノ製6速マニュアルに加えてパドルシフト式シーケンシャル・ギアボックスが設定されることだ。

ノーブル社は、スピードスター600を今年の夏の終り頃までに市販化することを目指しているという。しかし、M600のときのように、この小メーカーはしばしば製品の発売を延期することがある。もし製品化まで漕ぎ着けることが出来れば、M600と同様の性能を発揮することは間違いない。M600が人気自動車番組『Top Gear』のホストに与えた印象から考えても、スピードスター600は同じようにわくわくするドライビングを、しかも風を髪に感じながら経験することができるクルマになるはずだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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