ハスクバーナがコンセプトバイク「401」を市販化へ
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KTMのCEOであるステファン・ビエラ氏が、スウェーデンのオートバイメーカー、ハスクバーナをBMWから買収したのは、およそ1年前のこと。当時は、この2つのメーカーが一体どのような協力体制を取るのか? もしかしたらピエラ氏はKTMの実権を手放すのではないか? などと憶測を呼んだものだ。そして昨年11月、イタリアのミラノで開催されたモーターサイクルショー「EICMA 2014」で、その答えは明らかになった。ハスクバーナが、KTMのパーツを採用した「401ヴィトピーレン(Vitpilen)」と「401シュヴァルトピーレン(Svartpilen)」というコンセプトバイクを発表したのだ。

この2台のコンセプトバイクのデザインは、オーストリアの工業デザイン会社「Kiska」によるもの。1955年型ハスクバーナ「シルバーピーレン(Silverpilen)」のシンプルさを引き継いだ、ハスクバーナらしい無駄のないピュアなデザインとなっている。トレリスフレームに納められた43hpの400cc水冷単気筒エンジンや倒立フォーク、そして17インチホイールと約135 kgの車体は、ヴィトピーレン(スウェーデン語で白い矢の意味)とシュヴァルトピーレン(同じく、黒い矢の意味)の2台に共通する。ただし、ヴィトピーレンはスッキリとしたむき出しのラインが際立つロードバイクであるのに対し、シュヴァルトピーレンはカスタム可能なプラットフォームを持つオフローダーで、ガード付きのヘッドライトや、タンクの上とシート背後にキャリアを備える。

EICMA 2014では、市販化はこれを見た人々の反応によって決めると話していたハスクバーナ。どうやらその賞賛の声はきちんと届いていたようで、同社はこの2台を2017年モデルとして発売することを決断した。もちろん、このコンセプトバイクにKTM「390デューク」のフレームをベースに採用したことも、ゴーサインが出た理由の1つだろう。これにより、スウェーデンの小メーカーは開発コストが削減できるからだ。2つのメーカーの共存は、案外うまくいっているようである。

外観は多少変更されるかもしれないとのことだが、それでも「このスタイルで行くことは確実」だという。ショールームに届く日を、今から心待ちにしたい。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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