【東京オートサロン2015】アルファ ロメオとケン・オクヤマによる特別な「ジュリエッタ」!
1月9日から11日まで千葉県幕張メッセで開催された東京オートサロン2015 with NAPACにおいて、今年が初出展となるアルファ ロメオは、世界的な工業デザイナーとして知られるKen Okuyama氏とのコラボレーションによる2台の特別な「ジュリエッタ」を発表した。

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イタリアの名門カロッツェリア、ピニンファリーナで日本人初のデザイン・ディレクターを務め、フェラーリの限定スーパーカー「エンツォ」や、マセラティの先代「クアトロポルテ」をデザインしたことで有名な"Ken Okuyama"こと奥山清行氏は、現在ではカー・デザインに留まらず、ヤンマーのトラクターや新幹線など幅広い分野の工業製品を手掛けている。しかし、そんな彼の作品の中でも我々が最も注目するのはやはりクルマ。Ken Okuyama Carsというブランドから発表されているオリジナル・デザインの車両は、斬新なスタイリングの中にも自動車の古典的な美しさを感じさせ、実に魅力的なモデルとなっている。

今回の東京オートサロンでは、その中から「Kode7 Clubman」と「Kode9」という2つのモデルが展示され、しかもそのイメージをそれぞれモチーフに採用するアルファ ロメオの5ドア・ハッチバック「ジュリエッタ」の特別仕様車「KEN OKUYAMA SPECIALE」が発表された。




白と赤、2台の特別なジュリエッタはそれぞれボディ・カラーをイタリア語で表した「Bianca」と「Rossa」と名付けられ、どちらも395万2,800円(消費税込み)という価格で1月下旬より発売される。

ライトウェイト・スポーツカー「Kode9」をモチーフにしたという「Bianca」は、「基本的に素晴らしい全体のプロポーションをまず強調して、他の要素はできるだけ省く」という方向性でデザインされたという。ジュリエッタが「本来持つスポーティさ」をより強調するストライプをボンネットからルーフ、リアハッチにまで描き、敢えてサイドには何も入れなかったとのこと。また、アルファ ロメオを象徴する赤を、ストライブの両脇とドアミラー、ホイールのセンターキャップという場所に控え目に施した。この赤は、以前Ken Okuyama氏が係わったアルファ ロメオの「147」と同じ赤だそうだ。



アグレッシブなクラブマン・レーサー、「Kode7 Clubman」をモチーフにした「Rossa」では、ボディ・サイドの「クルマ好きの方でないと気が付かないほど抑えめにデザインされていて、それがこのクルマの上品さにつながっている」というキャラクターラインに沿って、「内に秘めるスポーティさをもっと引き出す」ために、白いストライプを入れたという。それも単なる直線ではなく、ボディに合わせて幅が太くなったり細くなったりする「デザイナーとしては非常に難しいストライプで、クルマ全体のプロポーションをさらに引き締める役割を施した」そうだ。こちらは「スポーツカーならではの高級感、素材感を活かした」カーボンファイバーをミラーカバーに用いている。



両車とも共通の特別装備となるオリジナル・デザインの18インチ・ホイール「k.o.002」は、過去にアルファ ロメオのホイールでよく見られた円形のモチーフを、「ちょうど花びらのように」ダブルに重ねることで、強度も増す上に1つひとつのスポークを細くすることができ、その間からブレーキのキャリパーやディスクが見えるように意図された。現在、「これだけ曲線を多用したホイールは非常に稀なデザイン」であり、これがシンプルなジュリエッタのスタイルに1つのアクセントとして「全体のプロポーションをさらに引き立たせる要素になってるのではないかと自負している」そうだ。光によってブラックからシルバーに見え方が変わる「ハイパーブラック」仕上げが美しい。



Cピラーに付けられた「非常に拘りのある」という"Ken Okuyama"のシグネチャーは、「ステッカーではなく、立体的なステンレス製の鏡面仕上げのエンブレムを付けることによって、クルマ全体の本来持つ高級感が一段と引き立つ」と奥山氏は語っている。この鏡面仕上げは新潟県燕三条の「磨き屋シンジケート」と呼ばれる「おそらく世界で一番、磨きに関しては技術力を持つ人たちによる、世界で最高レベルの磨きの技を使ったエンブレム」だそうで、「これを付けさせていただくのは、非常に光栄の限り」とのことだ。



その他、メカニカルなスペックやインテリアに関しては、ベースとなっている「ジュリエッタ」の上級グレード「Sportiva」と共通。最高出力170ps/5,500rpm、最大トルク25.5kgm/2,500rpmを発生する1.4リッター直列4気筒ターボ「マルチエア」エンジンが、デュアルクラッチ式6速オートマチックトランスミッション「Alfa TCT」との組み合わせで前輪を駆動する。オプションでレザーシートも選べるそうだ。販売台数は特に限定されていないが、ある程度の期間が過ぎたら終了となるらしい。クルマ好きの友人達には大いに自慢できそうな2台のジュリエッタ、欲しい方は早めに手に入れられることをお勧めしたい。詳しくは以下のリンクから公式サイトをどうぞ。

アルファ ロメオ 公式サイト:Giulietta Ken Okuyama Speciale






By Hirokazu Kusakabe

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