【北米国際自動車ショー2015】世界初! 3Dプリンターで作られた電気自動車「ストラティ」
オフロード車「ラリーファイター」を始め、型にはまらないカーデザインの分野で先端をいくローカル・モーターズ。12日に米デトロイトで開幕した北米国際自動車ショー 2015では、3Dプリンターを使って製作された2人乗りの電気自動車「ストラティ」を発表し、会場内では実際にその車体が3Dプリントされる様子や走行する姿が披露された。

ローカル・モーターズによれば、ストラティは世界で初めて3Dプリンターで製作されたクルマであり、オープンコミュニティのコンテスト「3Dプリントカーデザインチャレンジ」で最優秀賞を獲得したミケーレ・アノエ氏のデザインが基となっている。ちなみに現在、ストラティ1台を作り上げるのに44時間を要するそうだ。

今回、デトロイトで行った車体の製作は、ローカル・モーターズが"マイクロファクトリー"と呼ぶ製造工程を実演して見せたものだ。マイクロファクトリーとは、都市中心部から100マイル(約161km)付近の場所に開設される地元密着型の小規模な工場のことで、 100人以上の地元雇用を生み出すという。さらに納期が短縮され、物流コストの97%が削減されるほか、廃棄物を減らして資源の再利用率も向上するとのことだ。

ローカル・モーターズは現在、テネシー州ノックスビルとワシントンDC郊外のナショナルハーバーに2つのマイクロファクトリーを建設することを計画しており、ノックスビルの工場はオークリッジ国立研究所との共同施設となる。また、ナショナルハーバーの工場は今年中に建設を開始し、ストラティを製造していく予定だ。

ストラティのスペックはというと、5馬力または17馬力の電気モーターと容量6.1kwhのバッテリーを搭載し、最高速度は約80km/h。3.5時間の充電で100kmの距離を走行可能だとか。

ローカル・モーターズの3Dプリントカーやマイクロファクトリーの詳細は、プレスリリース(英語)をどうぞ。

By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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