アリエルが新型オフローダー「ノマド」を販売開始
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1902年にオートバイ・メーカーとして創業し、一世紀後の2001年にその名前が復活したアリエルは、今では2人乗りの軽量スポーツカー「アトム」の製造で知られている。しかし近年、アリエルは経営拡大を図っているらしく、昨年は再びオートバイの製造に着手して「エース」を発表。そして今回は、オフロードカー「ノマド」の販売を開始した。

約2週間前に初めて情報が公開された「ノマド」は、アリエルによるオフロード・バギーであり、母国のイギリスで今月8日から開催される「オートスポーツ・インターナショナルショー」において初披露される予定となっている。アトムと同じく、ボディを構成するむき出しのチューブラーフレームは、レーザーによって切断、CNCマシンで切削、青銅で溶接され、コーティングにはリン酸塩皮膜処理、パウダーコート加工が施されている。しかし、舗装道路やサーキット走行向けのアトムに対し、ノマドはオフロード走行に対応するため、ストロークが長く調整可能な不等長ダブルウィッシュボーン式サスペンションには、ビルシュタインと共同開発のショックアブソーバーとアイバッハ製可変式スプリングを採用。最低地上高は12インチ(約30cm)、アプローチ・アングル71度、デパーチャー・アングル82度を確保している。

エンジンはホンダ製の2.4リッター4気筒 i-VTECを、最高出力235hp、最大トルク30.6kgmにチューンしてシート背後に搭載。油圧クラッチとリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを装備し、6速トランスミッションを介して後輪を駆動する。車両重量は670kgで、0-100km/h加速3.4秒、最高速度は125mph(約201km/h)に達するという。前後バランス調整可能な240mmのディスクブレーキが制動力を発揮して車体を安定させる。タイヤは15インチの235/75が標準だが、路面に合わせて18インチまで、舗装路用、グラベル用ラリータイヤ、オールテレイン、マッドテレインなどからオプションで選択可能だ。

頑強な複合素材製ボディ・バネルで囲まれたオープン・コクピットは、完全防水加工が施されたシートと、プログラム可能なシフトライト付き液晶ディスプレイのダッシュボードを装備。灯火類にはヘラー製のハロゲンヘッドライトとLEDインジケーターを採用している。

アトムやエースと同様に、ノマドも1台につき最初から最後まで1人の技術者によって、サマセットにある製造工場で年間100台のペースで製造される。1台ずつ顧客の仕様に沿って作られるため、全く同じものは1つとして存在しない。イギリスでの発売価格は税抜きで2万7,500ポンド(約500万円)から。さらに詳細を知りたい方は公式サイトをどうぞ。

アリエルモーター 公式サイト:「ノマド」


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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