SUZUKI  Wagon R Stingray

みなさん、こんにちは。
Autoblog日本版 編集部のゆいです。
今回試乗した1台は、スズキワゴンRスティングレー」。
Related Gallery:SUZUKI WagonR STINGRAY

SUZUKI  Wagon R Stingray

1993年に誕生した「ワゴンR」。親しみやすいデザインでスズキ車の中でも人気が高い1台です。当時、軽自動車の弱点だったのが車内の狭さ。ワゴンタイプのクルマは、エンジンを前席の下にレイアウトする商業用キャブオーバー型を改良したものが主流でした。そのため、座面が高く室内は圧迫感があり腰や足を曲げて乗り降りしないといけないなどと大変だった。この弱点を考慮しフロントにエンジンを置きフロアパネルを二重構造化。床面を地面からワンステップの高さにすることで、座面も乗降りしやすい高さになり圧迫感のない室内空間を広く確保することができました。軽トールワゴンで一躍人気者になった「ワゴンR」の別グレードとして、2007年に「ワゴンRスティングレー」を発売。今回は、一部改良し発売されたNEW スズキ「ワゴンRスティングレー」をご紹介。「ワゴンRスティングレー」はどんなクルマなのか...早速レポート開始〜♪

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

まずは、エクステリア・インテリアからじっくりと見てみましょう。
ボディカラーは全5色あり、新色は「クリスタルホワイトパール」なのですが...試乗車のボディカラーは「フェニックスレッドパール」を選んでみました。
すみません、完全に個人的好みで選びました。
私の中で、昨年のベストボディカラーはレッドと言いたいぐらい、赤いクルマを選んでしまった2014年でしたね。
いや〜、ボディカラーが「赤」って、良い感じのセクシーさがボディにでますね。このカラーは、やはり女性にオススメですね。流行の赤いリップなんかでオシャレして小生意気な感じで乗ってほしい。
男性には、ブラック...ではなく「ミステリアスバイオレットパール」がオススメ。ボディカラーの奥に潜むミステリアスな印象がクール。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray
(ワゴンR)

スティングレーのチャームポイントは、スタイリッシュでクールなエクステリアデザインでしょうか。ワゴンRと比べるとフロントがすっきりとしている。
切れ長のランプがかっこよさを増していますね。
今回発売されたスティングレーには「X」「T」の2グレードがあり、「X」にはブルーに光るヘッドランプリヤコンビネーションランプを採用。ちょっとロマンチックでムーディな演出。「T」には、フォグランプ外側にLEDイルミネーションを採用。さりげないデザインがより大人な上品さを演出しています。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray
SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

インテリアは、ブラック基調の色で落ち着いた雰囲気。ベンチシートなので、コックピット感はないですがその分圧迫感はない。もちろん車内も広々していて、後席はもちろん運転席も助手席も脚も伸ばせるぐらいゆったり。足回りも広いのでゆとりを持って運転できます。3時間運転してもお尻が痛くならなかったぐらい座り心地も良い。
私は、今はクルマを所有していませんが...7年前の私の愛車だったのは、フルモデルチェンジし発売されたワゴンRスティングレー。
当時から室内はとても広く友達とワゴンRスティングレーに乗って出掛けると、車内でのんびりしながら恋愛話で盛り上がり気づけば深夜...。なんてこともしばしば。"車内"じゃなくて"お部屋"って感覚だったな。あの時は楽しかった〜。お陰で寝不足の日々でした。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

そんな雑談はさておき...新しいスティングレーの走りはどうでしょうか。
走りは、なかなかの力強さと安定感あるスピード。
しかし、「T」はターボ車に対して試乗した「X」にはターボは搭載していません。安定したスピードがでるまでは踏ん張っている感じがあり、ちょっと物足りない気がしますが...普段使いなら十分な力強さです。
じゃあ、「X」はダメなの?と思っているあなた。
「X」の最大の魅力をご紹介しましょう。
今回販売された「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」に、スズキ車ではじめての「Sエネチャージ」を搭載したんです。
そもそも「エネチャージ」は聞いたことあるけど「Sエネチャージ」って何だろう。
エネチャージは、発電するための無駄な燃料消費を抑え低燃費に貢献するシステム。過去に試乗した「アルトエコ」「ハスラー」にも搭載されていましたね。実は、スズキの軽自動車の中で半数以上がエネチャージ搭載車なんです。
それほど「低燃費」というのは、ユーザーがクルマを購入する時の重要ポイントになっているってことなのかな?

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

では「Sエネチャージ」は?
簡単に言うと、エネチャージを進化させたのがSエネチャージ。
エネチャージの場合、加速時にエンジンが1人で頑張って走っていたと考えると、Sエネチャージは加速時にモーターでエンジンをアシストし、エンジンの負担を減らしてくれるのです。
マラソンの時に、後ろから誰かが背中を押しながら走ってくれる。って、イメージでしょうか。
詳しくは、減速時に減速エネルギーを利用して発電する「高効率・高出力オルタネーター」と発電した電力を充電し、電装品に供給する「高効率リチウムイオンバッテリー」が変わり、モーター機能付発電機(ISG)とSエネチャージ専用「リチウムイオンバッテリー」に進化。
コンパクトのまま、発電量を約30%アップし、エンジンを再始動する「スターターモーター機能」加速時にモーターでアシストする機能の3つを備えたISGと、モーターアシストに必要な大電流に対応したリチウムイオンバッテリーで、軽量でなおかつコンパクトだから室内の広さは変わらず使いやすさはそのまま。JC08モード走行燃費32.4km/Lと低燃費を実現することができたのです。
さらに、アイドリングストップからの発進時にも違いがあります。
それが「静かさ」。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

確かにエンジンが再始動する瞬間の音は、気になるっちゃー気になる。
とは言え、大して変わらないのだろうと正直思っていました。(広報の方すみません...)
早速走ってみると、成程...納得するぐらい再始動する時のエンジン音が小さい。ラジオや音楽を流していたら、従来の再始動のエンジン音もあまり気にならないとは思うけど、これだけ静かなのは気持ちがいい。
静かなのはISGの「スターターモーター機能」の活躍のおかげ。
従来の音の原因はセルモーターにあるが、Sエネチャージはセルモーターを搭載せず、代わりにISGのスターターモーター機能を搭載。ISGはプーリーとベルト介し、クランクシャフトを回します。そのため作動する音が小さくスムーズにエンジンを再始動できます。静かで力強い走りは「Sエネチャージ」の存在が大きかった。
「Sエネチャージ」搭載車は、ワゴンR(FZ)とワゴンRスティングレー(X)のみ。「T」にもつけてほしいのが本音なのだけれども...それは今後に期待しよう。
機能的なことは「Sエネチャージ」に任せて、次は自分でできるエコドライブのサポート役をご紹介します。
いくら機能面が良くても、運転の仕方によっては「低燃費」も「エコ」も台無しになっちゃうこともあります。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

だけど、運転していてもエコドライブ出来ているのかなんて自分じゃ分からない。そんな私たちのために、エコドライブの状況を視覚で教えてくれる機能が付いています。
まずは、メーター周りに付いている「ステータスインフォメーションランプ」。
このランプは、運転状況に応じてメーターの照明色が変化するんです。
色は3色あって、ブルーが「通常走行時」グリーンが「燃費効率が良い状態」ホワイトが「減速エネルギー回生時」に光ります。
ホワイトの「減速エネルギー回生時」は、走行中のクルマが減速時に捨てていた運動エネルギーの一部を電気として回収(発電)し、再利用できるように蓄電するシステムです。エネルギー回生により蓄えられた電気は、エアコンやヘッドライト、オーディオなどの電装部品の電力として用いられ、これまで発電のために消費していた燃料を節減。てことは、走行中にメーターのランプがグリーンかホワイトに光っているなら、エコドライブ出来ているということ。
色だけで状況が分かるので、気づいたらグリーンになるように運転していました。グリーンに変わるとなんだか嬉しくて...エコドライブ頑張ろう!て、やる気がでましたよ。そして、エコドライブができたかを点数で判定してくれる「エコスコア」。キーをONにしてからOFFにするまでの運転をエコドライブの達成度に応じて100点満点で表示してくれます。私はなんと「97点」でした!なかなかの点数だと思いますが...100点取りたかったな。
この様な機能があるとエコドライブを自然と意識して運転する様になる。点数で評価されるのは、やる気もでるしいい点数だと褒められた気がしてさらにやる気がでますね。運転していて楽しかったです。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

さて、安全機能面の魅力は「後退時左右確認サポート機能(メーカーオプション)」かな。しかも、軽自動車初の機能なんだって。
バックモニターが搭載されていますが、プラスアルファなのがこの機能。どんなものなのか調べるため、助っ人を呼び実際にクルマに近づいてもらいました。結果...この機能なかなか良い。後ろばかりに気を取られるバック駐車などは、左右を注意する意識が薄れてしまいがち。この機能は、そんなドライバーをサポート。左右から車両に近づいてくるクルマ・自転車・人を検知し、危険なときはブザーでドライバーにいち早く知らせてくれます。
その他、上から見下ろしたような映像で駐車をサポートしてくれる「自動俯瞰(ふかん)機能」も大活躍。白線後端の停車位置に近づくとモニターが自動で切り替わり、後方の距離感も分かりやすく表示してくれました。
切り替わった画面には、「青」「黄」「赤」の線が出てきます。
これは、車両後端からの距離目安線で「青」は2m「黄」は1m「赤」50cmとなっている。ドライバーの目の届かない場所も、しっかりサポートしてくれる優しい機能ですね。

SUZUKI  Wagon R Stingray SUZUKI  Wagon R Stingray

今回試乗した「ワゴンRスティングレー」。
変わらずかっこいいスタイリングと懐かしさに浸りながらの試乗でした。
私が乗り回していた頃は、エネチャージもアイドリングストップもなかった。
そう考えると、クルマも日々進化していますね。
ターボ車に試乗できなかったのは残念ですが、Sエネチャージの魅力を十分に味わいました。スズキの新しい機能「Sエネチャージ」。今は2車種しか搭載していませんが、今後搭載車種が増えるでしょうね。
個人的には、ターボ車Sエネチャージ搭載のクルマを試乗してみたいところ。
そこは、これからのスズキさんに期待して待っています。

*ゆいの試記番外編*
今回は久しぶりの軽自動車でした。軽自動車に乗り馴れているせいか、いつもよりリラックスして運転できましたね。
さあ!やってまいりました、「目指せ1億円!ゆいの試乗車トータルマネーカウント」※今まで試乗してきた車の車両価格を合計していくという番外編。
前回の試乗でトータルは1,888万円】
さて、2,000万円に突入するのか!?
ダララララララー...ジャン!
トータルは2,046万円】きましたー!2,000万円超え。
もはや、金銭感覚分からなくなってきた。
クルマは良いお値段しますね。
次のクルマはなんだろな?

スズキ株式会社
http://www.suzuki.co.jp/