【レポート】2代目「クライスラー300」オーナーの不満第1位は、「グリルが小さすぎる」
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2004年に登場した「クライスラー300」の巨大なグリルは威圧感があり、街でその存在を誇示するために大きな効果を放った。ところがクライスラーは、2011年に10億ドル(当時のレートで約870億円)も掛けてそのデザインを変更。高級感の向上とアグレッシブさを抑えた"オトナのスタイリング"を目指してグリルを縮小した(上の写真)。これが顧客から大いに不評を買ったのだった。

米自動車情報サイト『Edmunds.com』のインタビューにクライスラー・ブランドCEOのアル・ガードナー氏が語ったところによると、この2代目クライスラー300に顧客から寄せられた不満リストにおいて、「小さくなったグリル」は1位だという。どうやら、縮小グリルは社内でも評判が芳しくなかったようで、「前世代の経営陣はクライスラー300をよく理解しておらず、強制されて縮小したようなものだった」と、同社デザイナーでシニアVPを務めるラルフ・ギレス氏も明かしている。結局、顧客の声と社内の意見に応える形で、2015年モデルでは従来より33%ほど大型化させた(下の写真:300S)。とはいえ、初代モデルに比べればまだ小さく、2代目モデルの滑らかなボディ形状のせいで、以前のようには際立っていない。



ガードナー氏は新型モデルについて、デザイナーが「フロントエンドに他のどの部分より多くの時間を費やした」といい、ギレス氏もクライスラー300に「相応しいデザインになった」と語っている。果たして顧客も"相応しい"と感じるかどうか、これから明らかになるだろう。


By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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