2014年は、水素で発電する車両も登場したため、モーター単独で走行できるクルマでまとめてみた。

プラグインEV は、エンジンがかかるとハイブリッド車の燃費となるため、このランキングでは25km以内の走行距離を想定し、電力消費率によるランキングとした。なお、リースも含む個人が手に入れることが出来る乗用車をランキング対象としている。

第5位 10月に発売されたばかりの電力消費率7.04km/kWhの日産「e-NV200」だ。昨年の5位の電力消費率5.9km/kWhの三菱アウトランダーPHEV」を抜いてランクイン。

リーフでは荷物が載らないからという理由であきらめていたユーザーにはオススメだ。ただし、航続距離が185km程度ということで、週末の日帰り旅行程度でもつかえる航続距離が長いモデルも期待したいところだ。
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第4位 電力消費率8.74km/kWhのトヨタプリウスPHV」だ。

プリウスのモデル末期と言うこともあり、2014年は性能面での改良はなされなかった。

プラグインハイブリッド燃料消費率61.0km/L(JC08モード) 、ハイブリッド燃料消費率31.6km/L(JC08モード)、EV走行距離26.4kmとなる。

ベースのプリウスのハイブリッドの燃費がG、Sグレードで30.4km/L(JC08モード)であるから、さらに大容量の電池を積んでいてハイブリッド燃料消費率31.6km/L(JC08モード)を達成しているのは立派だ。

来年登場が噂される新型プリウスの登場で、プリウスPHVがどのように更新されるのか楽しみだ。


第3位は、電力消費率8.77km/kWh(交流電力量消費率114Wh/kmから換算)の日産リーフ」だ。

残念ながら、ここ2年間では電費性能は上がっていない。しかし、先日ご紹介したが、リーフの航続距離を2倍に出来るようなバッテリーを開発し、数年以内に実用化するとのことなので、電力消費率の向上とともに注目して行きたい。

第2位は、昨年同様、9.09km/kWh(交流電力量消費率110Wh/kmから換算)の三菱i-MiEV」だ。

ベースモデルの「i」の販売が終了し、今となっては「i-MiEV」のみとなってしまったが、1kWhあたりの走行距離は、量産型乗用EVではトップをキープしている。

ラッピングの追加や、強い回生ブレーキの際にストップランプが点灯するなど安全装備の改良も行われおり、当面性能面での更新はなさそうだ。



そして第1位は、電力量消費率9.26km/kWhのホンダアコード プラグインハイブリッド SX」だ(価格は514万円だがリースのみ)。

プラグインハイブリッド燃料消費率70.4km/L(JC08モード)、ハイブリッド燃料消費率29.0km/L(JC08モード)、EV走行距離37.6kmとなる。

ベース車両の「アコード ハイブリッド」の記事はこちら

番外編として、「MIRAI」を採り上げたい。電力量消費率が未公表のため、ランキングに入れることが出来なかったが、水素で発電してモーターで駆動するという括りで考えると該当する。性能としては、おそらく5位以内にランクインできた車両であったに違いない。

なお、燃料電池車では、ホンダの「FCXクラリティ」が先行で登場しているものの、官公庁、一部法人に限定したリース販売のため、ランキング対象外としている。

残念ながら2014年は、あまり電力消費率の面では向上が見られなかったが、燃料電池車が一般オーナーの入手可能な状態になったことで、発電するクルマというジャンルが拡大していくかもしれない。

いずれにしても、モーター駆動のクルマで、電力量消費率の向上は航続距離に関わる重要な要素の一つなので、来期も技術革新に期待したい。

トヨタ自動車 公式サイト
http://toyota.jp

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