F1グランプリの運営組織であるフォーミュラ・ワン・グループは、取締役会の新役員を任命した。その中には非常勤取締役としてフェラーリの元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロ氏も名を連ねているが、これは同社の新会長セルジオ・マルキオンネ氏がモンテゼーモロ氏の会長選任を阻止したからではないかと報道されている。

モンテゼーモロ氏は1991年からフェラーリ会長を務めてきたが、今年10月に退任し、親会社フィアット クライスラー オートモービルズ最高責任者のマルキオンネ氏が後任となった。モンテゼーモロ氏はフェラーリ会長の在職期間中、フェラーリF1チーム代表として、また、F1チーム協会(FOTA)の会長として、F1グループ取締役会に名を連ねていた。そして今回、フェラーリを去ったにもかかわらず、同氏は独立したメンバーとして同会に再任されたのだ。

噂によるとマルキオンネ氏が拒否権を行使し、完全な阻止にはならずとも、モンテゼーモロ氏の取締役会会長就任を妨げようとしたのではないかと伝えられた。モンテゼーモロ氏が会長に就任すれば、F1グループとFIA(国際自動車連盟)の両方を元フェラーリCEOが率いることになる。また、マルキオンネ氏は「もし権利があったとしたら、ジャン・トッドのFIA会長選任にも反対しただろう」とも語ったという。

F1グループ取締役会の任務は、バーニー・エクレストン氏が果たす役割とは切り離されており、F1運営の日常業務は引き続きエクレストン氏が取り仕切ることになる。エクレストン氏は、酒造大手「ディアジオ」元CEOでF1取締役会の新会長の有力候補だったポール・ウォルシュ氏と共に取締役員に再任。そして、F1グループの会長から退くと思われていた元ネスレCEOピーター・ブラベック-レッツマット氏が会長を留任することになった


By Noah Joseph
News Source: grandprix.com
Image Credit: Antonio Calanni/AP
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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