12月22日、Honda青山本社で「N-BOX SLASH」の発表会が行われた。

このN-BOX SLASHは間もなく販売台数の累計が100万台を越える「N」シリーズの第5弾。

HondaのM・M思想(マン・マキシム/メカ・ミニマムという人が中心の発想)を突き詰めて生まれた革新のプラットホームにより、軽自動車の概念を越える広さを実現してきたNシリーズにあって、多様な趣味等にも応える「N-BOX」「N-BOX+」、プレミアムな質感を追求した「N-ONE」、新たなベーシックをめざした「N-WGN」に続き、さらに「N」シリーズの成長を加速させる存在として送り出された1台である。

あらゆる面で"型破り"でることにこだわって生み出された1台で、「デザイナーが遊びで描いた、一枚のスケッチ」から始まったとされる。そのスケッチにあったのは、N-BOXのトップをチョップオフしたデザイン。具体的にはN-BOXのルーフを100mm Cutoffして、BOX COUPE EXT.といわれるエクステリアデザインを採用している。

「N」シリーズの第4弾であるN-WGNで「軽に求められる価値を全方位で追求、とことんマジメな軽づくりに取り組んだ」というHondaが、「今回は、とことん遊び心を持って、今までの「N」シリーズとは全く異なる型破りな「N」をつくりたい」とされて生まれた。

合い言葉は、"ファンキー"。=型破りか否か。"ファンキー"でなければ、このクルマをつくる意味がないから開発がスタートしたとされる。




スモールの新たしい世界を切り拓く、型破りな軽の創造。がテーマとされ、広さや使い勝手の良さといった性能、機能軸ではなく、感性軸に驚きをもたらすような、型破りな軽自動車をめざしたとのこと。その特徴と資質は、ストーリーを物語るデザイン、重低音&高音質なサウンド、さらに進化した「N」シリーズの基本性能を掲げる。

見た瞬間にストーリーを感じられるデザインをめざし、ファッションや音楽、カルチャーなどのライフスタイルを反映するモチーフをデザインに取り入れ、ディティールに至るまでトータルなストーリー表現を追求し、エクステリア、インテリアとも、カラーをトータルに考え、異なる世界観を表現した5つのスタイルがこのN-BOX SLASHに採用される。



エクステリアは、カスタムテイストの"BOXクーペ エクステリア"とされ、開発の原点となったN-BOXのルーフを削ったデザインで、BOXスタイルでありながら、2ドアクーペのように見える工夫を追求。ルーフを削るだけに留まらず、ディテールにメッキパーツをちりばめる等で、カスタムテイストを強調。斬新でユニークなN-BOX SLASHならではのカタチが創られている。

また、インテリアは"プライベートブース インテリア"を標榜し、N-BOXゆずりの広さをベースに、クルマと過ごす時間をゆっくりと楽しめるよう、室内の長さやワイド感を強調するデザインを採用し、乗る人に落ち着きをもたらす空間のゆとりと、ソファーに身をあずけたような包まれ感を表現したとされる。

プライベートブースというからには、音楽は切り離せない要素とし、軽自動車では前例がない、上質なサウンドシステムを採用。
重低音&高音質なサウンドは、車内をライブ会場に変える、8スピーカー+1サブウーファーのサウンドマッピングシステム採用する。レスポンスに優れ迫力ある低音再生をめざしてケブラーコーンスピーカーを採用。9個のスピーカーを駆動させながらゆがみの少ない音を求めて、専用のMOS-FETパワーアンプを新開発して装備する。



「N」シリーズの一員としてのさらなる進化には、ルーフを削っても、N-BOXゆずりのゆとりの空間を確保。チップアップ&ダイブダウン機構付スライドシートで後席に乗る人のスペースを大幅に拡大したり、女性や高齢の方には歓迎されそうな電子制御パーキングを採用するなど使う人に嬉しい機能を徹底追求した快適装備の採用。クラストップレベルの走りと燃費、扱いやすさにさらに磨きをかけられている。

想像の限りだが、N-BOXからの車体でルーフを100mm低くされ、最低地上高も15mmダウンしているのだから、とりわけターボ車での走りはさらに楽しそうだ。久々に、すっきりと尖ったコンセプトが具現化された観があるスモールの発表会だった。



ホンダ公式サイト:「N-BOX SLASH」
http://www.honda.co.jp/Nboxslash/


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