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スペインの2輪ブランド、ブルタコがヨーロッパのマーケットに電動バイクで復活するというニュースを今年の5月にお届けした。今回はそのブルタコが、復活第1弾となる「ラピタン」に続く「ブリンコ」という電動オフロードバイクを発表したのでご紹介しよう。

親指を立てた黄色と黒のロゴで知られたブルタコは、もともとオフロード・バイクの主要ブランドで、特に初期のモトクロスレースで活躍したが、すっかり日本のメーカーにお株を奪われてしまった。今回ブルタコが、そのオフロードのDNAを前面に打ち出したバイクがブリンコだ。

ブルタコは、ブリンコのことを"モト-バイク"と言っているが、これは多くの人が昔から"モペッド"と呼ぶペダルが付いた原動機付き自転車に近く、エンジンの代わりに電気モーターが搭載されている。フレームには1kW/hのリチウムイオンバッテリーが搭載されており、その電力を受けて後輪のハブに組み込まれたモーターが最高出力4hp(3kW)と最大トルク6kgmを発生する。このモーターによる電動だけでなく、ペダルを漕ぐことに寄る人力でも、または両方を組み合わせて走行することも可能だ。モーターとバッテリーによる走行可能距離は約30kmというが、もちろんペダルをたくさん漕げばさらに延びるはず。バッテリーは約2時間でフル充電できるとのこと。

ペダル付き電動バイクというコンセプトは目新しいものではないが、このブリンコにはブルタゴの伝統的なオフロードの精神がたっぷり注ぎ込まれている。フロントにはストローク量200mmのインバート・フォーク・サスペンションが装備され、リアには220mmのモノショック・サスペンションを採用。前後輪とも強力な制動力を発揮するディスク・ブレーキを装備する。モノビームと呼ばれるデザインの高剛性フレームは軽量素材を組み合わせて製造されたもので、総重量は7kgのバッテリーを含めても33kgに抑えられているという。

オフロード性能だけでなく、ハイテクな仕掛けが採用されていることも魅力だろう。オーナーはバッテリーがどの程度充電されたかをスマートフォンで確認することができたり、鍵ではなくリストバンドでロックを解除できたりするのだ。ヨーロッパでは来年4月から納車が始まる予定で、価格はVAT(付加価値税)込みで4,800ユーロ(約70万円)だ。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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