【ビデオ】ジャガー・ランドローバーの新技術、
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ジャガーランドローバーといえば、皆が欲しくてたまらなくなるようなラグジュアリーなクルマ、高性能なオフロードカーで有名な英国を代表する高級車ブランドだ。そんな同社は近年、高度な技術の開発にも力を入れており、最新システムを取り入れるだけでなく、さらに安全で便利な未来の実現に向かっている。今回は同社が先頃発表した、街中における走行をアシストしてくれる画期的な2つのシステムをご紹介しよう。

まず1つ目は、トランスパレント・ピラーを用いた「360度バーチャル・アーバン・ウインドスクリーン」。フロントガラス両サイドを支えるAピラー、前部座席と後部座席の間でルーフを支えるBピラー、そしてリアガラス両サイドのCピラーに、外側にはカメラ、内側にはそのカメラで捉えた映像を映し出すスクリーンが埋め込まれており、これによってピラーが透けているように見えるという仕組み。つまり、ドライバーの視界を遮る死角となっていた部分に、実際にクルマの周囲で起きている状況を映し出すのだ。例えば、Aピラーの死角に障害物があったとしても、そこにはまるでAピラーなど存在しないかのように、ドライバーに障害物を視覚的に捉えさせ、注意を促してくれる。さらには、ドライバーがすぐそばを通るクルマを目視で確認しようと斜め後方を振り返った場合には、Bピラー、Cピラーでも同様に、クルマの外側の状況が映し出されるのだ。

2つ目は、「フォロミー・ゴーストカー・ナビゲーション・システム」というフロント・ウインドスクリーンに情報を表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)の次世代型。ただし、ウインドスクリーンに映し出されるのはビデオゲームに登場するような"ゴーストカー"だ。これが目的地までドライバーを先導してくれる。ドライバーは進行方向を変更する際、音声案内を聞いたりマップを確認したりするのではなく、ただゴーストカーについていけばいい。一見、以前ジャガーが「Fタイプ」に搭載して発表したサーキット走行向けのシステムに似ているが、このシステムは街中や高速道路での走行向けという、より実用的なものになっている。

既にジャガー・ランドローバーは、ドライバーのあらゆるデータを基に至れり尽くせりのサポートをする「セルフラーニング・インテリジェントカー・システム」や、ボンネットによる死角を無くす「トランスパレント・ボンネット・システム」といった技術を、それぞれ「レンジローバー・スポーツ」や次期型SUVのコンセプトモデル「ディスカバリー・ビジョン・コンセプト」に載せて公開している。今回の「360度バーチャル・アーバン・ウインドスクリーン・システム」も含め、いずれも市販車に搭載できるアプリケーションとしてはまだ準備段階と言うべきだろう。しかし、ドライバーの注意力低下を防いだり広い視野の確保を可能にしたりする、これらのシステムが完成されれば、確実に時代の最先端を行くものになるに違いない。

それでは、英国製高級車の将来を担う最新テクノロジーに期待が膨らんだところで、このシステムがジャガーの高級サルーン「XJ」に搭載された様子をビデオでご覧いただこう。さらなる詳細を知りたい方はプレスリリース(英語)もどうぞ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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