アウディが新しいカーシェアリングのテスト運用を開始(ビデオ付き)
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欧米では、「Zipcar」や「Car2Go」といった都市在住者向けのカーシェアリングサービスが発達している。利用者は駐車場の心配やメンテナンスの手間を省くことができ、渋滞緩和にも一役買えると好評だ。とはいえ、まだ大多数の個人が街中でクルマをシェアするというアイデアに抵抗を感じており、自分の好きなクルマを自由に乗り回したい人もいる。こうした不満を持つ人たちのために、アウディは「Audi Unite(アウディ ユナイト)」という新サービスのテスト運用をスウェーデンのストックホルムで開始した。

アウディ ユナイトは、一言でいえば小規模のカーシェアリングサービスで、1台のクルマを最大5人で1~2年間シェアするというもの。希望すればミドシップ・スーパーカーの「R8」さえも含むあらゆるアウディ車から選択が可能だ。各利用者は、クルマの利用者を識別するBluetooth搭載の特殊なスマートキーを所持し、スマートフォンのアプリで利用日時のスケジュールを管理する。料金は、それぞれの利用状況に応じて毎月請求される仕組みだ。このサービスは、友人、同僚、顔見知りのご近所さん同士で利用するのが最も便利かもしれないが、アウディは必要に応じてシェアメンバーの仲介も行うという。

「当初、一番心配したのは2人の利用者が同じ日時を予約した場合、どうなるのかということだった」と、サービスの開発を行ったKram/Weisshaar社のクレメンス・ヴァイスハール氏は米テクノロジー情報メディア『Fast Company』の取材に答えている。ところが、「面白いことに、そうしたことは一度も起こらなかった」という。また、ストックホルムを今回のテスト運用地に選んだのは、シェアリングが盛んで市民がハイテクに慣れているのが理由だという。

アウディ ユナイトの公式サイトによると、利用者ごとの料金はかなりリーズナブルとなっている。例えば、「A3スポーツバック」を4人で2年間、走行距離2万㎞以下のプランに申し込むと、1人あたりの月額利用料は2,091スウェーデンクローナ(約3万2,000円)。さらに1人あたり月365クローナ(約5,600円)のプラス料金で、毎月クルマの内外のクリーニングと、冬用タイヤの交換などのサービスパッケージを追加することができるという。

アウディは、ストックホルムでのテスト運用後、スウェーデン国内の別の都市でテストを行う計画で、他国でのサービス開始はまだ先になるようだ。それではビデオをクリックして、アウディ ユナイトのサービスの仕組みをご覧いただこう。詳細はプレスリリース(英語)をどうぞ。




By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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