【レポート】ブガッティ「ヴェイロン」の後継「シロン」、最高出力は1500hpを達成か!?
世界最速のロードカーと言えばブガッティ「ヴェイロン」。しかしその称号は、ヴェイロンの後継車へと引き継がれようとしている。米自動車専門誌『Automobile』によるとブガッティは4年前からヴェイロンの後継車に取り組んでいるという。同社はその詳細について固く口を閉ざしているが、事情通の記者ゲオルグ・カッヒャー氏が後継車についての貴重な情報を記している。

まず、エンジンはヴェイロンと同じ8.0リッターW型16気筒クワッドターボを引き続き搭載するようだ。ただし、そのパワーはヴェイロンを超える。標準モデルのクーペやロードスターである「グランスポーツ」の最高出力が1001ps、「スーパースポーツ」と「ヴィテッセ」が1200psだったのに対し、後継モデルはその数字をさらに超え、なんと1500psにもなるという。ダイレクト・インジェクションと、より高圧なターボチャージャーを採用することでこの高出力が実現可能になるそうだが、さらに4基のターボチャージャーのうち少なくとも2基が電動式となりレスポンスが速まるという。最大トルクも向上し、152kgm前後になる見込みだとか。

この情報から、0-100km/hが2.5秒以下、最高速度は288mph(約463km/h)と想定され、これは「スーパースポーツ」が持つ最高速記録を18mph(約29km/h)も上回る。このスピードでも、車体はアクティブエアロによって安定を保ち、リアウイングによるエアブレーキとカーボンセラミックブレーキの組み合わせで確かな制動力も得られる。キャビンはヴェイロンに比べ、より広く人間工学に基づいた設計となり、乗り降りが楽になり、視界も改善されるそうだ。車両重量も軽くなり、ハンドリングも俊敏性が増すという。

後継モデルの車名については以前お伝えした通り、ブガッティの最盛期に活躍したレーシングドライバー、ルイ・シロンから名前を貰った1999年のコンセプトカー(上の写真)と同じ、「シロン」になると思われる。

ただ残念なことに、後継車「シロン」の発表予定時期は、2015年から2016年に延期となったそうだ。この延期による空白期間を埋めるためか、噂によるとブガッティはヴェイロンの寿命をもう少し引き延ばし、新たに「スピードスター」を限られた台数で追加生産し、さらに高値で販売することを検討中らしい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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