マツダ「MX-5ミアータ」(日本名:ロードスター)の小さな車体に大きなエンジンが積み込まれるのは、これまでに何度も見てきた。しかし今回、ニュージーランドが誇るドリフト・ドライバーの"マッド・マイク"ことマイク・ウィデットが、前人未到の領域に突き進もうとしているのでご紹介しよう。

今回のプロジェクトの目的は、通称「MADBUL」と呼ばれる515hpのツインターボチャージャー付き3ローター「20B」エンジンを搭載していたRX-7」(日本版編集者注:Autoblog USの原文記事が間違っていました。「MADBUL」のエンジンは、正しくは534hpの4ローター自然吸気エンジンです)に代わるドリフト用マシンを製作すること。新マシンのベースとして選ばれたクルマは、RX-7より小型の3代目「NC」型MX-5。パルス・パフォーマンス・レース・エンジニアリングはそのフロントに、ギャレット社製ターボチャージャーを2つ装着した4ローター・エンジンを収めてみせた。「RADBUL」と名付けられたこのマシンの最高出力は通常時のブースト圧で1200hp、だが製作したエンジニアによれば、最大ブースト時には1500hpを発生するだろうとのこと。ボンネットから突き出したエキゾーストが圧巻だ。

チューニングで4ローター・エンジンを使うことはそう珍しいわけではなく、2007年に始まった『EFI 26B 4ローター・エンジン・プロジェクト』や、2008年からスタートした『アナザー・4ローター・ビルド』といったフォーラムで製作方法が解説されているし、英のヘイワード・ロータリー社カナダのロータリーエンジン.comでは完成品を販売している。しかし、その大半はRX-7を対象とするものだ。
これに対して、マッド・マイクとパルス・パフォーマンスはMX-5を選び、「R360」を除けば最もコンパクトな車体に、同じように可能な限りのパワーを与えようとしている。

それでは、マッド・マイクが製作過程を語ったビデオをご覧いただこう。もっと詳しく知りたい人は、レッドブルのサイトにこのプロジェクトを紹介する第1弾第2弾の記事が掲載されているので、そちらもチェックしてみよう。




By Jonathon Ramsey
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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