【ビデオ】事故から蘇った超貴重なフェラーリ「250GTO」の走行映像
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もしも数億円のクルマが壊れてしまったとしたら、決して廃車になどせず手間をかけて懸命に修理することだろう。まして、クルマの価値が数十億円ともなると、レストアのためにはどんな費用も惜しまないはずだ。今回は、事故で大破した貴重なフェラーリ「250GTO」が、2年半にわたる修復を終えて元の姿を取り戻したというフェラーリからの発表をご紹介しよう。

この車台番号3445の250GTOを所有するのは、米国人コレクターのクリストファー・コックス氏。彼はフランスで開かれた250GTO誕生50周年を祝うイベントに参加中、衝突事故に見舞われた。衝突した相手のクルマは幸いにも他のGTOではなかったようだが、コレクター垂涎の250GTOは大きなダメージを被ったのだった。

それが2年半前のこと。事故の後すぐに、コックス氏は傷ついた愛車を、クラシック・フェラーリのレストアや鑑定を担うフェラーリ・クラシケ部門に託した。そして先頃、ついに修理とレストアが完了し、1963年4月に当時のオーナーだったウルフ・ノリンダー氏が施したスウェーデン国旗をモチーフとする青と黄色のペイントと、同氏が1964年のタルガ・フローリオ(かつてイタリアのシチリア島で行われていた伝説の公道レース)に出場した時に付けていた112番が鮮やかに甦ったのである。

1台のクルマをレストアするのに2年半もの歳月を費やすとは、少々やり過ぎではないかと思う方も多いだろう(日本版編集者注:これは米国人記者の感想です)。しかし、以前には1963年型の250GTO(車台番号5111GT)が5,200万ドル(現在のレートで約63億円)で売買されたことがあり、コックス氏の250GTOも3,000万ドル(約36億円)以上の価値があることを考えれば、今回のレストア期間はそれほど長いとも思えなくなる。

では早速ビデオで、レストア後にフィオラノ・サーキットでシェイクダウンする250GTOをチェックしてみよう。同車のレストアに関するプレスリリース(英語)も併せてどうぞ。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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