【レポート】日産、新たなバッテリーで数年以内にEV「リーフ」の航続距離を倍に
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電気自動車(EV)といえばテスラ「モデルS」が話題になることが多いが、その影に隠れたEV界の真のスターは日産「リーフ」だ。発表以来、世界中で13万台以上を売り上げ、米で2014年のEV最多セールスを記録する勢いだ。また、ルノー・日産アライアンス全体で2010年以来、累計20万台を超えるEVの販売にも貢献している。

その成功を受けて、日産はこれまで以上にEVの開発に注力していくようだ。日産のカルロス・ゴーンCEOによると、現在も多くの革新的な技術が開発の途中にあり、これにより多くのドライバーにとってEVが今まで以上に魅力的な選択肢となるという。日本のテレビ番組に出演したゴーン氏は、日産の新たなバッテリーが、航続距離400kmを可能にすると語った。

同氏は具体的な技術内容について明かさなかったが、自動車情報サイト『Daily Kanban』は、匿名の日産技術者の話として、「リーフ」と同サイズの車で、およそ250マイル(400km)の航続距離を達成すると伝えている。これは、EPA(米国環境保護庁)が公表している1充電あたりの走行距離84マイル(約135km)や、ヨーロッパで発表されている124マイル(約200km)という航続距離から大きく飛躍することになる。また、この新しいバッテリーは現行のものと比べると容量が2倍で、重量とコストは下がるという。しかも、その匿名の技術者によると「数年以内に市販車に採用できそう」だという。

これを裏付けるように、日産グローバル・コミュニケーションズ責任者ジェフ・クールマン氏は『Daily Kanban』に対し「バッテリーはさらなる改善が見込めるので、今後も研究開発を続けていく。詳細については近いうちに明らかになるだろう」と語っている。

ルノー・日産はEVのバッテリー分野では一歩先を進んでいると言えるだろう。昨年、スペインで開かれたイベントで日産は、通常に2倍に相当する48KWhのバッテリーパックのリーフへの搭載を試みた。また最優先事項ではないが、日産はダイムラーフォードと共に燃料電池車の開発も進めている。



By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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